こんばんは、ユウキです。
シーズン１５が開始して１０日経ちましたね。伝説戦、めちゃくちゃ楽しんでます！
竜王戦及びシーズン１５の対戦経験をもとに禁止伝説のキャラランクを作成しました。
また、ランクＳ～Ａのポケモンについては個別で評価内容の掘り下げと、そのポケモンを採用したパーティの記事をリンクしてます。
良ければ参考にしてみて下さい！
【キャラランク】 ※2021/2/10現在
Ｓ：圧倒的な強さ。対策必須
Ａ：単体性能が高く、軸足りうる強さ
Ｂ：単体性能はＡに劣るものの活躍の機会は充分
Ｃ：弱くはないが、他より優先して使う理由が薄め
Ｄ：何かの劣化になりがち。現状で使うことはなさそう
あくまで現時点での主観。環境が進むにつれて今後変わる可能性も大いにあり
【個別評価・採用パーティ】 ※Ｓ～Ａランクのみ
■カイオーガ 〔あめふらし〕
100-100-90-150-140-90
○総合評価：Ｓ
作中最強レベルの瞬間火力を持つ特殊アタッカー。今作からの強化点は特にないものの一切弱体化されておらずその強さは健在。半減程度では受からない火力の高さから、後出しで対応出来るポケモンが少ない。
実際に使ったのはスカーフだけだが、やはりシンプルに強い。
相手にダイマックスされると「しおふき」を耐えられるケースも多いが、裏を返せばダイマックスを強要出来るため裏で枯らしてから再度降臨するだけで相手が崩壊する。
また自身のダイマックス適正も思ったより高く、ＨＰが削れた状態で威力150雨「ダイストリーム」を撃ったり、持ち前の耐久を活かして殴り合える。
技固定解除のためにダイマックスする動きも取り入れることでスカーフのデメリットがほぼ気にならず、かなり柔軟に戦えた。
★採用パーティ記事
gamewith.jp
私が組んだ、スカーフオーガを軸にしたサイクルパーティ。
スカーフオーガの強みを最大限に活かせるよう、相性補完と高種族値を意識して組んだスタンダードな並びになっている。
■ゼルネアス 〔フェアリーオーラ〕
126-131-95-131-98-99
○総合評価：Ｓ
特攻・特防・素早さを２段階上昇する積み技「ジオコントロール」の壊れ性能により、無対策だとあっという間に試合が終わる最強クラスの全抜きエース。
以前使った時は鋼タイプのダイマックスやメタモンに対してシビアだったため評価を落としていたが、取り巻きと戦術の工夫により克服可能であることが分かった。
運用するなら「リフレクター」「ひかりのかべ」等の壁サポートはやはり欲しいところ。
特に「みがわり」を残して相手を突破する動きが強く、相手の後発ダイマックスによる打開を許さない(みがわりを盾にムンフォ＋ダイフェアリーを撃ち込むと大体勝てる)。壁とジオコンがあれば多くの相手に「みがわり」を残して展開出来るため対応範囲が広い。
★採用パーティ記事
fortune-36.hatenadiary.jp
竜王戦予選10位のせつないさんのパーティ。
壁＋「みがわり」ゼルネアスの強さを証明しているパーティ。Youtubeにも竜王戦の動画をアップしているので選出や立ち回りの参考になる。
個人的には受け崩しのミミッキュの部分が面白いアイデアだった。
gamewith.jp
私が最近組んで使っているパーティ。
8割以上の高い勝率でランクマ瞬間1位、レート2014(2/11時点)を記録し、ゼルネアスの強さを再認識出来た。
クレッフィの「まきびし」とゴツメアーマーガアがキーポイント。鋼タイプやメタモン入りにも基本選出で対応出来る。
■イベルタル 〔ダークオーラ〕
126-131-95-131-98-99
○総合評価：Ｓ
特殊型なら「ダイアーク」で実質的な火力増強、タイプ一致「ダイジェット」で素早さ上昇出来るため、アタッカー性能が高いポケモン。物理火力も高い上に「はねやすめ」等もあり、想定しなければならない要素が多いのも強み。
実戦前と後で一番評価が変わったポケモン。
特に「ダイアーク」の火力がおかしく、ほとんどのポケモンは交代で受けることは出来ない。事前考察では同タイプのガラルファイヤーと比較していたが、素の火力が違い過ぎるためあまり競合することはない。
ザシアンに弱いため評価を低めとしていたが、先に展開すれば「ダイジェット」で上を取っていのちのたま「ダイバーン」で倒せるため実際はそこまで気にならない。
また、ゼルネアスは個人的評価は高いものの個体数がそこまで多くないのでこれもさほど気にならない。
★採用パーティ記事
nine-poke.hatenablog.com
竜王戦予選3位のナインさんのパーティ。
非常に完成度が高く、様々なYoutuberから紹介されているのもあり環境初期はレンタルチームと何度もマッチングした。
イベルタル入りを組む上で参考になるので、読んでない人は是非読んでおくべき。
■ザシアン(王) 〔ふとうのけん〕
92-170-115-80-115-148
〇総合評価：Ｓ
持ち物を『くちたけん』にすることでザシアン(剣の王)となり、種族値が大幅に上昇する。
自身がダイマックスは出来ないものの高い攻撃・素早さからの「きょじゅうざん」で相手のダイマックスに強く、今後も台風の目となるだろうポケモン。
『くちたけん』を持ったザシアン(王)を選出しているかどうかが試合開始後の相手のパーティ画面で判明してしまうというバグが発見されたものの、このポケモンを採用しておきながら選出しないということ自体が稀なのでそこまで致命的にはなっていない。
ラプラスでキョダイセンリツしてからザシアンの「つるぎのまい」をする構築が数値の暴力過ぎて実質ダイマックスを２匹使ってるような感覚。
メタモン対策でヌオーと組むことが多い。
★採用パーティ記事
gamewith.jp
私が組んだ対面操作＋ザシアンのパーティ。
ラグラージと組むことで「クイックターン」を絡めて対面操作する動きを可能にしたり、「ステルスロック」＋全抜きを狙う展開を取り入れた。
■ムゲンダイナ 〔プレッシャー〕
140-85-95-145-95-130
〇総合評価：Ｓ
ダイマックス出来ないという制約を抱えるものの、対ダイマックスで威力200で撃てる「ダイマックスほう」の性能が光る。
C145S130と高い攻撃性能を活かしたアタッカー運用だけでなく、「どくどく」「じこさいせい」「コスモパワー」での要塞化戦術も狙える。
竜王戦の前は耐久型に注目が集まっていたが、蓋を開けてみると耐久型を意識した選出や立ち回りに対してアドバンテージを稼げるアタッカー型が上位に散見された。
その結果を受けてS15序盤でもアタッカー型が人気で、「ダイマックスほう」採用率は72.8%、「コスモパワー」採用率は32.2%、いのちのたま、こだわりメガネ、パワフルハーブの合計が57.6%というデータから現時点での存在数はアタッカー型＞耐久型となっている。
型によって対処法が異なる点が最大の強みで、並びからある程度推測は出来るものの断定は難しいため、初見での対応の難易度が高め。
★採用パーティ記事
gamewith.jp
私が組んだ「コスモパワー」ムゲンダイナ軸のパーティ。
ムゲンダイナでの詰めを狙いつつ、積み技等で突破された場合はスカーフメタモンでコピーして逆転を狙う。
adamspoke.hatenablog.com
竜王戦予選6位のAdamsさんのアタッカームゲンダイナ軸のパーティ。
当時の環境に眼鏡ムゲンダイナが良く刺さっていた。
チョッキアシレーヌでイベルを見るというのも目から鱗だった。
■ホウオウ〔プレッシャー〕/〔さいせいりょく〕
106-130-90-110-154-90
○総合評価：Ａ
物理アタッカーに対して「せいなるほのお」で牽制が効き、高い特殊耐久と〔さいせいりょく〕でかなり有利なサイクルを回せるのが強み。
「ステルスロック」でＨＰが半分削れるため、初手ダイマ等でサイクルを回す気がない構築以外は『あつぞこブーツ』一択だろう。
高めの攻撃とタイプ一致「ダイバーン」「ダイジェット」である程度の抜き性能を持たせられ、撃ち合いにも強い。
使用率上位の禁止伝説枠であるザシアン、イベルタル、日食ネクロズマ等に対面有利を取れる。メタ枠的な位置づけとなるが、一般枠には大体有利で伝説にも有利キャラが多いということで総じて戦いやすい環境と言えるため評価が高め。
★採用パーティ記事
準備中。近いうちに採用パーティ作成し更新予定。
■Ｂキュレム 〔テラボルテージ〕
125-170-100-120-90-95
○総合評価：Ａ
攻撃種族値が伝説枠の中でもザシアンに並ぶNo.1のアタッカー。
新規習得の「りゅうのまい」＋特性〔テラボルテージ〕によりミミッキュやヌオー、ピクシー等を気にせず全抜きを狙える。
個人的にはＳランクと迷う程には高く評価している。世間の評価よりだいぶ高めだと思う。
前回の竜王戦上位ではＢキュレムの使用者は私しかいなかった(見つけてないだけで他にいたら是非語り合いたいので教えて欲しい)が、もっと評価されるべきポケモンの内の１匹。
実際に使ったら分かると思うが、特性のお陰で一度展開した後のストレスが少なく、全抜きエースの資質だけで言えばイベルタルやゼルネアスをも凌ぐ。
ただ弱点の多さ故イベルタルやゼルネアスよりも丁寧に扱ってあげないと簡単には積ませてもらえないので、その辺が難しさなかなとは思う。
★採用パーティ記事
yuki-rotom.hatenablog.com
私が竜王戦予選で40位だったパーティ。
ただでさえ火力のあるＢキュレムにバトンギミックを取り入れて更なる破壊力を手に入れた。
Ｂキュレムは使用者が少なく、文献が貴重なので使う場合は是非参考にして欲しい。
gamewith.jp
私が組んだ壁＋Ｂキュレムパーティ。
バトンギミックなしで単体で「りゅうのまい」を積んで行く場合はこのような組み方になるだろう。
■ジガルデ
50%：108-100-121-81-95-95 〔オーラブレイク/スワームチェンジ〕
パーフェクト：216-100-121-91-95-85 〔スワームチェンジ〕
○総合評価：Ａ
「りゅうのまい」や「とぐろをまく」を覚えるため素の火力は低いが積みエースとして優秀。
防御を「とぐろをまく」、特防を「ダイアース」で上げるとかなりの耐久となり、「へびにらみ」＋「みがわり」のコンボで多くの相手に「みがわり」を壊されずに起点にして行ける。
そのハメ性能の高さは「でんじは」を撒いた後に展開するオニゴーリを１匹で完結しているようなイメージ。
専用技「サウザンアロー」は地面技でありながら飛行タイプや〔ふゆう〕で無効化されない唯一無二の追加効果を持つため、少ない技スペースで攻撃技を一貫させやすい。
また「サウザンウェーブ」は相手の交代を阻止するため、「とぐろをまく」＋「ねむる」でＴＯＤを狙ったり、サイクル戦で釣り交換の択を排除したり出来るためこちらも有用。
★採用パーティ記事
kinop-oke.hatenablog.com
竜王戦予選22位のきのさんのパーティ。
竜王戦前はほとんど使用者がおらずそこまで評価されていなかったが、このパーティが公開されてから多くの人の認識が変わったんじゃないかと思える革命的な記事。
■日食ネクロズマ 〔プリズムアーマー〕
97-157-127-113-109-77
○総合評価：Ａ
特性〔プリズムアーマー〕で弱点を突かれた場合のダメージを75%に軽減するのが強く、ダイマックスと『じゃくてんほけん』で不利対面を覆せるパワーを持つ。
タイプ一致「ダイスチル」で耐久を補強して行けるのも優秀で、総じて殴り合い性能が高い。
高耐久と鋼タイプでゼルネアスのストッパーになれたり、ザシアンのメインウェポンを両方半減出来るのも環境的に追風。
今作から習得した「りゅうのまい」で全抜き性能を持ちながらも、「あさのひざし」による殴り合い性能でメタモンで簡単に止まらず、更に「フォトンゲイザー」を採用すればヌオーでも止まらない点が強み。
★採用パーティ記事
準備中。近いうちに採用パーティ作成し更新予定。
■バドレックス白 〔じんばいったい〕
100-165-150-85-130-50
〇総合評価：Ａ
高い攻撃と耐久、遅い素早さが特長。特に撃ち合い性能に長ける。
特性〔じんばいったい〕は〔きんちょうかん〕＋〔しろのいななき〕の２つの効果を併せ持ち、相手を倒すと攻撃が上がるため全抜きエースの素質がある。
似た性能のブリザポスと比較したくなるが、エスパーがついたことで格闘等倍になるメリット、水タイプ等にタイプ一致で攻撃出来るメリットがある反面、悪やゴースト、虫弱点が増えるデメリットも。
専用技「ブリザードランス」が威力130の命中100技と超高性能で、ダイマックスしていない時も高い攻撃性能を持てる。
ブリザポスとの差別化を意識する上では自身が「トリックルーム」を貼れる点を評価したい。
自身で「トリックルーム」をして即エース運用出来るのは強いが、「トリックルーム」ターンにＨＰが削れるとその後のダイマックス性能が落ちるのが若干惜しい。
★採用パーティ記事
準備中。近いうちに採用パーティ作成し更新予定。
■バドレックス黒 〔じんばいったい〕
100-85-80-165-100-150
〇総合評価：Ａ
トップクラスの特攻、伝説No.1の素早さが特長。特にザシアンを上から叩けるというのが最大の強みと言えるだろう。
特性〔じんばいったい〕で相手を倒すと特攻が上がるため全抜き性能も高い。
専用技「アストラルビット」が威力120命中100と超高性能で、ダイマックスせずとも特性の発動を狙いやすい。
攻撃性能だけ見れば間違いなくＳランクに位置するが、ミミッキュの「かげうち」やイベルタルの「ふいうち」、スカーフメタモンの存在から簡単には全抜きさせてもらえない。
ただし先制技に関してはテテフや自身の「ダイサイコ」でサイコフィールドを貼れば無効化出来るため、取り巻きや戦術を工夫すれば充分通して行ける。
★採用パーティ記事
準備中。近いうちに採用パーティ作成し更新予定。
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今回の記事は以上となります。最後まで読んで下さりありがとうございました！
今後も色んな伝説を使ったパーティを組んで遊んで行きたいですね。
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ではまたノシ
