ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

【キタカミプロローグ】ジャラランガリサイタル【最終8位/R1838】

こんばんは、ユウキです。
久しぶりに開催されたインターネット大会「キタカミプロローグ」に参加し、良い結果を残せたので構築を記録しておきます。


【パーティ】

【戦績】

勝敗:34勝11敗
勝率:75.6%
レート:最高最終1838.136
順位:8位/27835名

【コンセプト】

① あの素晴らしい「ブレイジングソウルビート」をもう一度
ソウルビートで全能力1段階up+のどスプレーで更に特攻1段階upのコンボが“弱いワケがない”ジャラランガを絶対的エースにし、取り巻きで全力サポートする構築。

②全体技をメインに
インターネット大会における定番コンセプトだが、スケイルノイズハイパーボイスと言った全体技を主力にして連戦や読み合いによる負担を軽減。

③おもてなしサイクル
ヤバソチャのおもてなしを最大限活かしたいので、交代を強い行動として使えるサイクル要素を多めに入れた。
私が好みがちな前のめりで受けを考えないビートダウン系統と比べると、交代を含めた各ターンの選択肢がかなり多くなるので立ち回りで勝負出来る構築に仕上がった。

連戦でのプレイ負担が大きくなるのはいつもの私の好みからは外れるものの、2018年にジャラランガと一緒にWCSを戦った経験上ジャラ周りの立ち回りには自信があったし、OTSのBo3の大会を控える身としては立ち回りを磨く良い練習になった。


【構築経緯】

ジャラランガ
キタカミ図鑑という限定されたプールにおいて、ジャラランガが強いと考えた。
・ハバタクカミ等の強力なフェアリータイプが不在
・トップメタのオーガポンの全フォルムのメインウェポンが半減
・ガチグマのハイパーボイスを特性で無視出来る
・強いポケモンが限られた環境で600族という数値の高さを押し付けられる
これらが追風となり全国ダブル以上に活躍が見込めると思い、軸とした構築を組むことに。
第七世代で猛威を振るった「ブレイジングソウルビート」とは違って攻撃と能力上昇を同時に行えない点や体力を消耗する点は気になるので、活躍にはお膳立てが必要。
その辺りを周りのポケモンで上手く補えるよう構築を組んで行く。

②この指要員
ジャラランガの被弾を抑える為に、この指要員は欲しい。
最初はピッピ等を試したが、フレガは偉いものの相手に掛ける圧がないのが気になった。
そこで、攻撃性能が高いオーガポンをこの指要員として採用。
この指でサポートに回るつもりで採用したとしても相手目線ではアタッカーとして警戒せねばならない点、その気になれば自身も殴れる点が強い。
ジャラの苦手なフェアリーや氷、鋼に強い点を評価して竈門の面を選択。
後述のガチグマが殴れないドータクン、ミミズズ等にも炎打点で睨みを利かせられる。

③サブアタッカー
ジャラやオーガポン同様、このルールを見た時に頭一つ抜けて強いと感じたのがガチグマ。
もはや採用しないことに理由が必要なレベルで段違いのパワーを持っており、特性心眼による攻撃技の一貫性も凄まじく、エースとしての資質充分。
特殊全体技を持ちジャラと似た運用が可能なので、取り巻きのサポートを共用して無理なく同居する形で採用出来た。

④HPサポート
ジャラのソウルビートはHPを1/3失うので、ここを補填しないと全能力上昇の恩恵を受けにくい。
このデメリットを簡単に補えるのがおもてなしヤバソチャだと誰しもが思いつくので、特に捻らず採用。外付けのHPタンク+怒りの粉でモロバレルのイメージで扱える。

⑤壁サポート
素早さサポートとして当初は追風による高速ビートダウン展開を考えていた。ソウルビートも追風最終ターンの相手の守るに合わせたり上から撃つことで耐久上昇を活かせるからだ。
オンバーンイルミーゼを検討したが数値が信用に足らず(イルミーゼに至ってはせっかくだから使ってみたさはあったものの、大会当日の時点で個体が手元になくて諦めた)、別案を検討。
ヤバソチャのおもてなしの発動回数を増やすことを考えると1番良いのは壁サポートだったので、捨て台詞で交代を強く使えるオーロンゲを採用。ヤバソチャの悪・ゴースト弱点も補える上、相手のジャラにも強い。

猫騙し要員
猫+ソウルビートの動きを始めとした強い積み技の使い方を狙う為に猫騙し要員が欲しい。
マシマシラはジャラの苦手なフェアリーに打点があり捨て台詞もあるので強そうだったが、ドドゲザンに弱いのが気に食わなかったので不採用(ガチグマのA0厳選が土曜までもつれ込んだ結果マシマシラの個体準備までは厳しかったのもあるが、本気で強いと思ってたならA0厳選せず捕獲まではやったのでやはり性能面で納得感がなかった)。
そこで猫騙し持ち一覧を眺めたら目に留まったのがコジョンド。唯一の再生力+猫騙し持ちで、蜻蛉返りで交代も出来る。この3つの要素がヤバソチャサイクルとの相性が抜群なので、数値は不安しかないが採用を決めた。

こうして6匹が決定した。以下に個別解説を行う。


【個体紹介】

ジャラランガ

特性:ぼうおん
性格:ひかえめ
持ち物:のどスプレー
テラス:はがね
実数値:152(12)-103(0)-146(4)-165(236+)-126(4)-137(252)
技:スケイルノイズ / ラスターカノン / ソウルビート / まもる

・HP4n(おもてなし意識)

絶対的エース。
軸として採用したので基本的には選出するが、タイプ耐性が偉い上にパワーが高くて(環境的にドラゴン技の通りが良い)非常に頼もしい存在だった。
トップメタなのでオーガポンのじゃれつくや突然のフェアリーテラスのような対策技を踏む場面も大いにあったが、立ち回りで気をつければ問題ない範囲。
鋼テラスタル獲得による強化が凄まじく、本来勝てなかったフェアリーに対して起点にした上で自分で処理まで出来るのは昔のジャラランガを知る者としては革命的だった。

特性はガチグマのハイボだけでなくミラーでスケイルノイズを無効化するため防音。地味にバクアや捨て台詞を貰わないのが特殊アタッカーとして偉い。

ソウルビートでCが2段階上がるコンボが表択にありながら、スケイルノイズで積まずにいきなり殴ってもCを1段階上げられる裏択があるのも扱い方に幅が出て面白い。トリル下で素早さを上げずに殴ってトリルエースにしたり、トリル最終ターンにソウルビートで素早さ逆転したりと制圧する盤面を様々な方法で作れる。

サブウェポンにはラスカを選択。フェアリーに全く打点がない型だと選出しにくくなってしまいエースとして運用出来ない為、対応範囲の広さを重視した。
この技構成だと相手の鋼タイプに打点がないが、能力を上げてしまえばゴリ押せなくはないのと、周りを工夫して鋼への打点を自身で確保せずとも良いようにしたので問題はなかった。

テラスタイプは元の弱点であるフェアリー、ドラゴン、氷、エスパー、飛行の5つ全てに耐性を持てる鋼。ラスカもタイプ一致になるし噛み合いが良過ぎる。テラスの神に愛されたタイプのお陰でここまで活躍出来るようになったと言っても過言ではない強さだった。

ガチグマ(アカツキ)

特性:しんがん
性格:ひかえめ
持ち物:シルクのスカーフ
テラス:ノーマル
実数値:201(100)-67-141(4)-205(252+)-95(76)-82(76)
技:ブラッドムーン / ハイパーボイス / めいそう / まもる

・HP4n+1(おもてなし意識)
・S4振りオーロンゲ抜き

攻撃性能が素晴らしく、このルールにおける文句なしの最強キャラ。
初めて使ったが既存のどの範囲特殊アタッカーよりも強く感じた。使用感としてはヒードランのような1/4耐性持ちが環境におらず、破壊光線を撃った後に動けるニンフィア。レジドラゴにも似てるが、メインウェポンに無効がないのがとにかく強過ぎる。

大地の力でノーマル半減の岩や鋼に一致抜群を突けるという強みもあるのだが、今回は大地不採用とした。個人的にはかなり勇気のいる選択だったし珍しい型だと思うが、下記の理由から踏み切った。
・岩が大地等倍の岩オーガポンしかいない
・鋼タイプもドドゲザン、ドータクン、ミミズズくらいな上にドドゲザン以外は地面無効
ドドゲザンを殴れないのは気になるが、対鋼打点はオーガポンとコジョンドに任せることで単体性能を極限まで上げられたのはダブルバトルの良い点だな、と思えた。最悪半減でも無理やり瞑想を絡めて突破を狙える範囲だったのでそこまで困らなかった。

瞑想の採用が壁と相性が良く、ミラーで差をつけたり相手の守るを読んで破壊力を増したりした。特にブラッドムーンの存在から相手の守るを誘発しやすい点や、ニンフィアと違って元の種族値配分がHB高めでD低めなので特殊耐久を補えるメリットが大きい点も良く噛み合っている。

テラスタイプは攻防一体のノーマル。
水テラスの水ラオスのように弱点を消しつつ火力を伸ばせるのが非常に強く、このポケモンにテラスを切ることが多かった。
C205から2倍ノーマル技を振り回せるので実質適応力ポリゴンZだ!と思いながら戦っていた。

オーガポン(かまど)

特性:かたやぶり
性格:いじっぱり
持ち物:かまどのめん
テラス:ほのお
実数値:187(252)-155(4)-123(148)-80-129(100)-131(4)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / このゆびとまれ / きあいだめ

・A205ドドゲザンのドゲザン2発耐え
・C205ガチグマの大地の力2発耐え

贅沢なこの指要員。
耐久振りにすると結構硬く、味方の行動回数増加にかなり貢献してくれた。
存在するだけで相手に圧力を掛けられるのが偉く、特に対面したドドゲザンにテラスを切らせることでジャラのドラゴン技やガチグマのノーマル技の一貫を作る動きはピッピのようなサポート専門のキャラでは不可能。
高い攻撃性能とサポート性能を併せ持つので動きの幅も広く、刺さり次第では臨機応変にこちらをアタッカーとして立てる動きも可能。

気合溜めを採用することで壁パーティミラーや能力上昇系、威嚇によるデバフの対策とした。
剣の舞と異なり1回積むだけで以降のデバフを受け付けず継続的に脅威になれるので、暇な時に撃つと以降はオートこの指状態になれたり、そのままエースになれる。特に仮想敵となるドータクンとミミズズが鉄壁をして来ても貫けるのは偉い。

型破りとじゃれつく半減によりジャラの天敵ミミッキュに強いのも評価ポイントだった。

オーロンゲ

特性:いたずらごころ
性格:しんちょう
持ち物:ひかりのねんど
テラス:はがね
実数値:202(252)-140(0)-103(140)-103-121(116+)-80
技:リフレクター / ひかりのかべ / ソウルクラッシュ / すてゼリフ

悪戯心で先制で補助技が撃てるのが強い壁要員。
悪タイプなので悪戯心挑発で止まらないのも優秀。
実はダブルで壁ロンゲを使うのは初めてだったが、普通に強かった。
捨て台詞の存在が偉く、相手の火力を削ぎつつヤバソチャを降臨する動きでエースポケモンをおもてなしで回復出来、パーティ全体の場持ちが非常に良くなる。
特に自身が控えに戻ることで残数を残したまま展開出来る為、場に出したヤバソチャを再度オーロンゲへ退くことでおもてなしの2回目以降の発動も容易に狙いやすくなる点が強い。

単体でジャラランガに強く、テラスを切らせることも狙えるので構築全体のジャラ耐性を上げられて良かった。炎オーガポンと並べることで相手の鋼テラスジャラを板挟みに出来る。

壁だけでなくソウルクラッシュと捨て台詞というデバフ手段も持つので、瓦割りやサイコファング、すりぬけシャンデラ等の壁対策が普段以上に飛び交うマークの厳しい環境であったにもかかわらずしっかりとサポートをこなせた。

テラスは弱点のフェアリーや鋼、毒に加えてガチグマのノーマル技に耐性を持てる鋼としたが一度も切る場面はなかった。

ヤバソチャ

特性:おもてなし
性格:おだやか
持ち物:オボンのみ
テラス:ほのお
実数値:178(252)-58-127(4)-141-145(252+)-90
技:シャカシャカほう / いのちのしずく / いかりのこな / トリックルーム

ジャラのソウルビートの消耗分をおもてなしで即座に回復して全抜きを支援するサポート役。
回復だけでなく怒りの粉で攻撃回数増加、トリルで追風への切り返しやガチグマエース時のスイッチ展開も担えるのが非常に器用で、モロバレルとピッピとイエッサンの良いとこ取りみたいな使用感だった。

おもてなしによる回復が本当に強く、エース以外にも展開によってオーロンゲやコジョンドを回復させたりすることでサイクル全体の耐久力が飛躍的に向上した。
モロバレルの花粉団子やイエッサン、ピッピの癒しの波動と比較すると味方がそのターン動いて生存する必要がない点が非常に優秀(守るで温存しつつ回復という選択肢があることが強い)で、既存のヒーラーの常識を覆す存在だと感じた。相手の攻撃より先に回復を挟めるという意味ではキュワワーのイメージに近いかも。

他のサポート専門ポケモンと比べてシャカシャカ砲の攻撃性能にも光るものがあり、相手によってはコイツ1匹でも詰め切れる展開がある為単体で勝ち筋になれたり、たまに火傷により運勝ちが狙えるのも強い。

テラス炎は炎オーガポン相手にトリルを決めたい場面で便利で、他にも弱点を消して行動回数を確保すれば勝ちに繋がる場面は割とあったのでサポーターながら思ったよりは切った。

コジョンド

特性:さいせいりょく
性格:わんぱく
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:かくとう
実数値:172(252)-145-111(164+)-103-92(92)-125
技:ドレインパンチ / とんぼがえり / はたきおとす / ねこだまし

・A189オーガポン、A156ミミッキュのじゃれつく耐え
・A189オーロンゲのソルクラ15/16耐え
・C177サーナイトのショック15/16耐え
・C205ガチグマのシルクブラッドムーン耐え
・C200マシマシラのサイキネ14/16耐え

猫騙しが使えてサイクルパーツになれるポケモンを探して辿り着いたジェネリックガオガエン(ゴリランダー)。耐久全振りなのに無振りガエン以下の耐久しかないという悲しき生き物だが、特性再生力があまりに強い為思ってた以上にしぶとく生存してサイクルを支えてくれた。

ドドゲザンに強いのが優秀で、オーガポン同様相手のドドゲザンにテラスを吐かせた上でジャラガチグマを通す動きにも貢献出来る。
チョッキで特殊相手、特にガチグマやすりぬけシャンデラ相手にも殴り合えるのは良かった。

テラス格闘のままなのは単純に節約の為で、余裕があるなら炎とかのフェアリー耐性持ちが理想かなとは思う。
そもそもコイツにテラス切るよりは他に回した方が強いと構築段階から分かっていたのでケチったが、実際にテラスを切りたい場面はなかったので問題はなかった。

【選出】

①基本選出
先発:オーロンゲ+ガチグマ
後発:ヤバソチャ+ジャラランガ

壁でアタッカーの行動回数を稼ぎ、裏から投げたヤバソチャで消耗を抑えて更に行動回数を稼ぎ、怒りの粉やトリルで有利盤面を維持する戦い方。
エースはジャラなのでガチグマは割と雑めに扱っても良い(ガチグマがオートこの指なのでロンゲの行動回数が増えて結果的に両方の壁を張りやすくなる)と割り切って動かすことも多いが、壁瞑想ガチグマが強いのでそのままガチグマが4タテすることもしばしばあった。

ヤバソチャのスイッチトリル展開が強く、ガチグマを最大限活かせる形になった。

壁下でガチグマとジャラを並べて相手に両対応を迫るのも強く、基本はガチグマの火力を放置出来ないのでその隙にソウルビートを積む、という動きでこの指(怒りの粉)ソウルビート以上のアドを取れる可能性が高い。

②猫サイクル
先発:オーロンゲ+コジョンド
後発:ヤバソチャ+ジャラランガ(ガチグマ)

相手の攻撃力が高く、オーロンゲの行動回数を稼がないと両壁が貼れなさそうな場合の選出。
エース1枚でもしっかりサポートすれば殴り勝てると判断した場合にする。
ロンゲコジョンドヤバソチャのサイクルが壁+捨て台詞、再生力+蜻蛉、おもてなし+命の雫のお陰で本当に硬くて無限にクルクル出来るので、相手の対処が追いつかないと攻撃を受けつつ殴り合うだけで相手だけが一方的に消耗して勝てる時も。
このサイクルを回している時のコジョンドは私が知るどの世代よりも輝いており、ガオガエンやゴリランダーでは再生力がない為出来ないような無茶な立ち回りが可能。
初手で瀕死手前になるような対面でも無理矢理動かした後、再生力とおもてなしにより6割近く回復して何事もなかったかのようにサイクル復帰する芸当はこのポケモンの特権だと感じた。
消耗に強く後投げがしやすいコジョンドのお陰で猫+ジャラの並びを初手以外でも柔軟に作れるので、積極的に後投げから猫騙しチャンスを作りジャラの攻撃回数を増やせるのが最大の強み。

③vsイッカコノヨ
先発:オーガポン+ガチグマ
後発:ヤバソチャ+ジャラランガ

イッカコノヨに対してはオーロンゲやコジョンドを出すと袋叩きやこの指ビルドを止められずに殴り負けるのでオーガポンのこの指で袋叩きだけは防ぎに行く。
ガチグマがイッカネズミをワンパンしたり、ドレパンがガチグマに当たらないようにしつつ瞑想を積むだけで有利に展開出来る。瞑想テラスブラッドムーンでフレガ込みのコノヨザルのワンパンすら狙える。
イッカコノヨの型が初見では分からないのでスカーフ命懸け+ネズミ斬が本当に厄介なのがこの並びの対処の難しさだが、この指で命懸けを吸えればガチグマがネズミ斬を耐えるので、そのまま裏のヤバソチャで有利展開を作れる。相手の型が読めずとも一貫した動きで両対応出来るというのは非常に安心感がある。

④トリル展開
先発:オーガポン+ヤバソチャ
後発:ガチグマ+ジャラランガ

この指トリルが有効そうな超高速系や追風系に対する出し方。
オーガポンが生存したとしてもこの指要員としては攻撃性能が充分高く、倒されたならガチグマを即座に暴れさせられる。
トリル中に相手を倒し切れなくても、トリル最終ターンに相手の守るに合わせてジャラのソウルビートを積むことで上を取り続けられる動きが実現可能で、トリパとして見ても強い並びを作れた。


【雑感】

ジャラランガが本当に強くて感動した。性能だけで見たら2018年のブレイジングソウルビート再来とまでは行かないが、環境との噛み合いと構築全体のサポートによりあの頃に近い活躍が見られて嬉しかった
・本大会におけるソウルビートジャラランガ使用者の最上位を取れたのも嬉しい。最強のソウルビート使い!
・同様にヤバソチャ入りでも参加者中最高成績だった。ヤバソチャも登場時より注目していたポケモンなので、今回しっかり強みを活かした構築を組めて結果を出せたのは嬉しい
・長年やっているが今回ダブルで初めて壁パーティを使った。今回の環境は普段では考えられないくらい壁メタが厳しく、瓦割りサイコファングすりぬけシャンデラ等を合計15回以上見たが意外と勝てた。ここまでメタが厳しくなければもっと勝てるかもなので、壁に対する悪いイメージは少し払拭されたかも
・ただし要所で急所を引いたことによる運負けが負け試合の半数以上なので、やはりこればかりは避けられないものだと受け入れるしかないのか。ネット大会なので序盤に運負けしても笑っていられたが公式大会予選で同じ目に遭った時に平常心を保てるかは分からないので、大事な試合で壁を持ち込む勇気が出るかは今後も不明
・ヤバソチャの評価が元々高かったが爆上がりした。最大限おもてなしを活かせる構築にしたからこそだと思うが複数回発動させる試合ばかりで本当に強かった。今後も相性の良い並びを研究したい
・ガチグマ(アカツキ)の唯一無二の攻撃性能がとても気に入った。ビートダウン構築を組むにしてもレジドラゴのように無効に怯えることなく確実にダメージを入れて行けるのは破格の性能で、このポケモンと仲良くなれたのも今回の大きな収穫
・オーガポンに関してはサポート役として見たら凄く強いが地味な活躍しかさせてあげられなかったので、今後他のお面含め開拓したい


【最後に】

久しぶりかつSVでは初のインターネット大会参加でしたが、とても楽しめました。
ネット大会特有の環境考察や構築作り、構築記事等のアウトプットで自分の考察力が磨かれる実感がありますし、今回も運良く上位にランクイン出来てそれが立証出来たのも嬉しいです。
このようにいいことばかりなので、皆さんも是非ネット大会に出て、そして結果や読んでくれる人が多いかどうかにかかわらず構築記事を書きましょう。普段のランクマよりは限定ルールの記事の需要は少ないかもしれないですが、私は皆さんの記事を読むのが好きです。考え方や参考になる部分が多かったり、単純に面白いので。
私も今後も時間の許す限りは積極的に大会に出て行きたいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。