アローラ!ユウキです。
6/9に行われたライブ大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」に参加された皆さん、お疲れ様でした!
今回は2018年6/9に幕張メッセにて行われた上記ライブ大会にて使用し、世界大会DAY1の権利を手にしたパーティの解説記事を書きましたのでご覧下さい。
種族名 | 性格 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
メガゲンガー | 臆病 | シャドーボール | ヘドロばくだん | ほろびのうた | まもる | ゲンガナイト | のろわれボディ→かげふみ |
ジャラランガ | 臆病 | スケイルノイズ | りゅうのはどう | かえんほうしゃ | まもる | ジャラランガZ | ぼうおん |
カプ・ブルル | 陽気 | ウッドハンマー | ウッドホーン | いわなだれ | ばかぢから | こだわりスカーフ | グラスメイカー |
ガオガエン | 生意気 | ねこだまし | フレアドライブ | とんぼがえり | まもる | フィラのみ | いかく |
ピッピ | 穏やか | このゆびとまれ | てだすけ | しんぴのまもり | まもる | しんかのきせき | フレンドガード |
ポリゴンZ | 臆病 | 10まんボルト | れいとうビーム | テクスチャー | まもる | ノーマルZ | てきおうりょく |
【実績】
ライブ大会PJCS2018 スイスドロー予選4勝3敗
総合36/101位で世界大会DAY1の権利獲得
【QRレンタルパーティ】
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-FBC3-4AAF
【English Text】
Gengar-Mega @ Gengarite
Ability: Shadow Tag
Level: 50
EVs: 236 HP / 20 Def / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Shadow Ball
- Sludge Bomb
- Perish Song
- Protect
Incineroar @ Aguav Berry
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 252 HP / 100 Def / 156 SpD
Sassy Nature
IVs: 0 Spe
- Fake Out
- Flare Blitz
- U-turn
- Protect
Kommo-o @ Kommonium Z
Ability: Soundproof
Level: 50
EVs: 84 HP / 4 Def / 164 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Dragon Pulse
- Clanging Scales
- Flamethrower
- Protect
Tapu Bulu @ Choice Scarf
Ability: Grassy Surge
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Wood Hammer
- Horn Leech
- Rock Slide
- Superpower
Clefairy @ Eviolite
Ability: Friend Guard
Level: 50
EVs: 252 HP / 108 Def / 4 SpA / 116 SpD / 28 Spe
Calm Nature
IVs: 0 Atk
- Follow Me
- Helping Hand
- Safeguard
- Protect
Porygon-Z @ Normalium Z
Ability: Adaptability
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Thunderbolt
- Ice Beam
- Conversion
- Protect
【背景】
■参考リンク(前回までの使用構築)
エルゲンジャララVer.1 Wコットン -ユウキのめざめるパワー(氷)
エルゲンジャララVer.2 イカスイッチ -ユウキのめざめるパワー(氷)
エルゲンジャララVer.3 襷ゲン+暗示メガグロス 〜INC January使用パーティ〜-ユウキのめざめるパワー(氷)
エルゲンジャララVer.4 W影踏み 〜WCSレート シーズン8使用パーティ〜 -ユウキのめざめるパワー(氷)
ゲンジャラブルルガエン withメガヤンマ 〜INC March使用パーティ〜-ユウキのめざめるパワー(氷)
滅びBIG-K withバレルマリルリ 〜PJCS予選国内24位パーティ〜-ユウキのめざめるパワー(氷)
INC Marchから全国大会本番までの期間がほとんどないため、基本的にINC Marchで使用したパーティをベースに改善を加える形で対応することとした。
■前回の課題
・BIG-Kミラーでの勝率が良くない
・テテフ入りへの勝率が良くない
・マリルリが選出しにくい
これらへ対処するために、まずはミラーへの強化を図った。
■ミラー対策の強化
長くBIG-Kを自身が使っていて間違いなく強いと思えた上に、構築記事を眺めても使用者がそれなりにいそうなことが伺えたため、まずはミラーを想定したチューニングを行った。
まずは相手ジャラランガの展開を阻止出来るフェアリータイプであり、ゲンガーその他の耐久や火力サポートが可能なピッピを採用することにした。
次に、前回は性格控えめで採用していたジャラランガも、全国大会ともなるとさすがにミラー意識が多くなり、ミラーマッチにおいても互いに「りゅうのはどう」持ちである可能性が高いと考えて臆病の最速とし、最低でも五分以上を取れるように変更した。
■ポリZの採用
モロバレル→ピッピとすることで『こだわりスカーフ』+「サイコキネシス」は1発耐えるようになったのでテテフ入りに対する立ち回りはしやすくなった。しかしメガゲンかブルルをうまく対面させないとテテフの処理が相変わらずきつく、マリルリもサイコフィールドを展開されてしまうと不利なため他のエースを探していた。
ジャラランガやマリルリが出しにくい場面でも出せていけるキャラで、広範囲に対して戦える攻撃範囲と抜き性能があるエース級のポケモンを探して行く中で、ジャラランガを出しにくいフェアリーが多めのパーティに対しても全抜きを狙えるポリゴンZに目が留まった。
特にきつい『こだわりスカーフ』テテフや『こだわりスカーフ』特殊ランドロス入りに対しても、相手が控えめであればこちらを臆病にすることで上が取れるためマリルリよりも柔軟に立ち回っていけると考えた。
実際この枠は正直前日までどのポケモンにするかの結論が出ず、様々なパターンを試していたが最終的には能動的な勝ち筋となれるエースポケモンがジャラランガの他にも欲しいという理由からポリゴンZとした。
【個別解説】
■ゲンガー@ゲンガナイト
おくびょう 165-**-103-190-115-200
シャドーボール ヘドロばくだん ほろびのうた まもる
○技構成
PJCS予選から変更なし。対応範囲の広さから「ほろびのうた」は続投。
○努力値配分
・A197メガメタグロスの〔かたいツメ〕「じだんだ」87.5%耐え
・A183ガオガエンの「はたきおとす」確定耐え
・C161カプ・レヒレの「だくりゅうZ」確定耐え
〔フレンドガード〕込で
・A216霊獣ランドロスのWダメ「じしん」確定耐え
・C222メガゲンガーの「シャドーボール」確定耐え
・C235メガゲンガーの「シャドーボール」確定耐え
・C244メガゲンガーの「シャドーボール」81.2%耐え
・C220メガサーナイトの「サイコキネシス」75%耐え
・C220メガサーナイトの「サイコショック」87.5%耐え
・S最速
PJCS予選時から若干配分を調整し、ピッピと組んだ場合の対ミラーの生存率を意識した。
ゲンガーミラーやカプ・コケコとの同速勝負を意識しつつ耐久に多めに割いた配分。不特定多数と戦うWi-Fi予選においては基本的に同速勝負を仕掛けずに他で対応する方がリスクが少ないが、全国大会という限られた対戦回数かつ相手の実力が高い場においては、最悪の場合同速勝負を仕掛けられるようにした方が運次第で良い結果を手繰り寄せられると考え、最速を確保した。実際、スイスドロー2戦目にて相手のコケコと同速で勝てば勝ち、負ければ負けの場面となり同速ゲーを仕掛けることがあったので最速にしておいたのは正解だった(結果的に同速ゲーで負けてその試合は負けたが、すばやさを落としているとその勝ち筋を狙うことが出来なかった)。
残りは火力よりも耐久を重視し、あらゆる有利対面において「ほろびのうた」を選びやすいように、相手がもし動いてきても返しの攻撃でやられないようにした。素の耐久には限界があるが、味方のガオガエンやピッピのサポートを受けてなるべく行動回数を稼ぎたい。火力が欲しい場面はピッピの「てだすけ」があれば補えると判断。
■ガオガエン@フィラのみ
生意気 202-135-123-**-143-58
ねこだまし フレアドライブ とんぼがえり まもる
PJCS予選から個体変更なし。
○努力値配分
・A216メガメタグロスの〔かたいツメ〕「アームハンマー」93.8%耐え
・C161カプ・コケコのエレキフィールド「10まんボルトZ」確定耐え
・S最遅(後攻「とんぼがえり」狙い、トリパ対策、「ほろびのうた」で同時に倒れる場合の判定勝ち狙い)
全ての努力値を耐久に配分。クッションとしての繰り出し回数を増やすことで展開を握りやすくなる。
■ジャラランガ@ジャラランガZ 〔ぼうおん〕
臆病 161-**-146-141-126-150
スケイルノイズ りゅうのはどう かえんほうしゃ まもる
○技構成
PJCS予選から変更なし。ミラーを意識した「りゅうのはどう」採用。
○努力値配分
・A197霊獣ランドロスの「じしんZ」93.8%耐え
・C167「りゅうのはどう」確定耐え
・C222メガゲンガーの「てだすけ」+「ヘドロばくだん」確定耐え
・S最速
ミラーを強く意識した最速+「りゅうのはどう」持ち。基本的にマークが厳しいため出せる相手は選ぶが、ミラーにおいては積極的に出したい枠。
すばやさを上げたことで火力が下がったので、ある程度耐久に振って安定感を増した。
■カプ・ブルル
陽気 146-182-135-**-115-139
ウッドハンマー ウッドホーン いわなだれ ばかぢから
PJCS予選から変更なし。少ない努力値で耐久調整するよりも相手を倒しきれる確率を少しでも高めるためのこうげき全振り。
■ピッピ@しんかのきせき 〔フレンドガード〕
穏やか 177-**-82-**-110-59
このゆびとまれ てだすけ しんぴのまもり まもる
○採用理由
メガゲンガーの滅び展開の補佐、エースとなるジャラランガ及びポリZを守ったり「てだすけ」を絡めて縛り範囲を広げるサポート役として採用。特にジャラランガ入りミラーにおいてフェアリータイプであり相手ジャラランガの「ブレイジングソウルビート」へ耐性を持てることや、特性〔フレンドガード〕のお陰で自分のメガゲンガーが「このゆびとまれ」を使わずとも相手メガゲンガーの「シャドーボール」を耐えるようになること等はモロバレル他の「このゆびとまれ」「いかりのこな」要員では実現出来ない。
○技構成
・このゆびとまれ
採用理由上外せないサポート技。失ってはならないエースを守る役目に徹する際に使う。
・てだすけ
能動的にエースの行動をサポート出来る技。隣が先手を取れる状況では縛り範囲を広げることで間接的な延命となる。
・しんぴのまもり
技スペースに比較的余裕のあるこのポケモンで、相手のモロバレルの「キノコのほうし」対策をしたかった。実際は不毛なすばやさ争いもあり完全な回答とはなっていないが、無対策だと好き放題されてしまう可能性があるため外せない。
・まもる
特性〔フレンドガード〕があまりに強いため「このゆびとまれ」をせずともサポートの役割をある程度こなせてしまう。そのため長く場に居座ることが大事になってくる。
○努力値配分
・A182カプ・ブルルのGF「ウッドハンマー」93.8%耐え
・C244メガゲンガーの「ヘドロばくだん」93.8%耐え
・C156ルンパッパの雨「ハイドロポンプZ」確定耐え
・S4振りピッピ(S56)抜きモロバレル(S57)抜き抜き
ミラーや雨を意識して特殊耐久寄りの配分。耐久を最低限までで妥協し、「しんぴのまもり」ピッピを意識してすばやさを上げたモロバレルを更に抜けるようにした。ブログ等で見たのが速くてもS57モロバレルまでだったのでS58にしようと思ったが、念のため余裕を見てS59とした。しかしながらスイスドロー最終戦でまさかのS60モロバレルに上を取られてしまい、上には上がいたなぁという感じだった。
ピッピは基本的に種族値が足りていないのですばやさに努力値を割く余裕があまりないのに対し、モロバレルは比較的数値に恵まれておりその気になればすばやさに割く余裕があるため、このすばやさ勝負を仕掛けるのはそもそもピッピ側が少し不利である。
また、モロバレルは「おいかぜ」展開等も含めると先制で「キノコのほうし」を使えるリターンが大きいためすばやさに努力値を振る行為そのものが意味を持ちやすいが、ピッピは覚えさせる技の多くが「このゆびとまれ」「てだすけ」等優先度があり、先手を取れることにより戦局を左右する場面がモロバレルより少ないため、すばやさに振るメリットが根本的に少ない(モロバレルとマッチングしなかった場合はすばやさに振った分は無駄になり、ただ通常より少し耐久が低いだけのピッピと成り下がる)。
この背景を鑑みると、「ピッピ側が過剰にすばやさを上げるというのは稀だろう」と考え、その結果S57〜58程度で留めたモロバレルの使用者もスイスドロー参加者にいたようである。そう考えるとS59ピッピは刺さる予定だったのだが、マッチング運が悪かった。
結論としてはピッピでモロバレルを見ようというのがあまり安定感があるものではないので、パーティを改良するのであればまずこのあたりからになると思う。
■ポリゴンZ@ノーマルZ 〔てきおうりょく〕
臆病 161-**-90-187-95-156
10まんボルト れいとうビーム テクスチャー まもる
○採用理由
ジャラランガを出せない場合のパーティパワーの低さを補える第2のエース。
特にジャラランガを通しにくいカプ系統やフェアリーが複数入ったサイクルパーティに対してもまとめて見られる範囲が広いため選出して行ける。ガオガエンやピッピによるサポートもあるため展開を狙いやすい。カプ・ブルルの〔グラスメイカー〕により弱点である「じしん」を半減出来る点も好相性。
○技構成
・10まんボルト
メインとなる技であり一番上に置くことで「テクスチャー」後に電気タイプとなる。電気タイプになることを選んだ理由はサブウェポン1つで多くの範囲を叩けること、技威力が高いこと、ジャラランガの苦手なレヒレ入りに対して有利になれること。
・れいとうビーム
電気を無効にする地面を始め、電気半減の草やドラゴンにも弱点を突ける説明不要のサブウェポン。特にランドロス等に有効。
・テクスチャー
Zワザ化することで全能力1段階上昇。ジャラランガと違い攻撃しながら能力を上げられないので、盤面を整えてなるべくローリスクで撃って行きたい。フェアリー交代等で無効化されない分、「ブレイジングソウルビート」よりは決めやすい。
・まもる
能力上昇後は狙われやすいので。うまくサポート出来る盤面を作るためにも使える。
○努力値配分
・CS全振り
「Zテクスチャー」後に『こだわりスカーフ』持ちのカプ・テテフや霊獣ランドロス(すばやさに性格補正なし)を抜けるよう、臆病最速。特殊ランドロスは控えめでの採用が多く、陽気ランドロスに対しては〔いかく〕やグラスフィールドで対応可能。火力はギリギリなので削れない。C全振りの1段階上昇「10まんボルト」で無振りカプ・テテフやメガメタグロスが高乱数で1発となる。
【選出】
●基本選出(ジャラランガ軸)
先発:ガオガエン+ゲンガー
後発:ジャラランガ+カプ・ブルル
本パーティの基本選出。有利盤面にジャラランガを立ててビートダウンして行く。ガオガエンの「とんぼがえり」による対面操作が活きる。ジャラランガの苦手なフェアリーはメガゲンかブルルで処理を狙う。
あらゆるスタンダードパーティに対しては基本選出で戦えるようになっている。場合によっては初手ジャラランガ+ゲンガーでも良い。
●滅び選出
先発:ガオガエン+ゲンガー
後発:ピッピ+ジャラランガ(カプ・ブルル)
基本選出同様の先発から滅び展開も視野に入る。後発ピッピが滅び展開との相性抜群で、メガゲンを下げながら「とんぼがえり」を選ぶターンに〔フレンドガード〕でガオガエンの被ダメを減らすことが出来る。ピッピ及びガオガエンが生存したまま1回目の滅びが決まれば2回目の滅び展開が確実となり、ほぼ勝ちが決まる。相手の「まもる」で「とんぼがえり」をスカされる動きを対策したいので味方へ「とんぼがえり」を選ぶことが多いが、ピッピもジャラランガも「とんぼがえり」が半減なのでリスクが少ないのが偉い。
●裏選出(ポリZ軸)
先発:ガオガエン+ポリゴンZ
後発:ピッピ+カプ・ブルル
ジャラランガよりポリZが刺さっているパーティに対する選出。「ねこだまし」だけではサポートが不十分な場合はガオガエンで撒いた〔いかく〕を活かして交代か「とんぼがえり」でピッピ+ポリZの並びを作ってから展開すると初手ピッピ+ポリZの場合よりも安定する。
ポリZの攻撃範囲で穴となるバンギラスやトリトドンへの打点、相手ランドロスの「じしん」ケアのために最後にカプ・ブルルを選出することが多い。地味にグラスフィールドの回復によりポリZを長持ちさせられる効果も嬉しい。
●対トリパ
先発:ガオガエン+ゲンガー
後発:ピッピ+ジャラランガ
あからさまなトリパに対しては初手「トリックルーム」を読んで「ほろびのうた」を使う。ガオガエンの〔いかく〕、「ねこだまし」、ピッピの〔フレンドガード〕、「このゆびとまれ」で相手の攻めのターンを凌ぎつつメガゲンを生存させるのが重要。先発を滅ぼした後は2回目の「ほろびのうた」かジャラランガを立ててフィニッシュ。
●対雨
先発:ゲンガー+ピッピ
後発:ジャラランガ+カプ・ブルル
モロバレルと違いルンパッパの攻撃を据えるので、雨に対しては前よりも楽になった。ピッピがルンパッパの雨「ハイドロポンプZ」を耐えるのでサポートしつつ「ヘドロばくだん」での処理を狙う。ターンを稼いで雨や「おいかぜ」を切らしてからジャラランガ、カプ・ブルルを立てて行く。ハッサム入りの場合はガオガエンを選出する。
●対砂
先発:ガオガエン+ジャラランガ
後発:ピッピ+カプ・ブルル
基本的にジャラかブルルの通りがいい場合が多いため味方の援護で攻撃回数を稼ぐのを狙っていく。
●対イーブイ
先発:ガオガエン+ゲンガー
後発:ピッピ+ジャラランガ
「ほろびのうた」を通せれば基本的に勝てる。
●対ラッキー
先発:ゲンガー+ピッピ
後発:ガオガエン+ジャラランガ
これも「ほろびのうた」がキーとなる。全国大会では使用者は少ないと踏んだが、最悪来ても勝てるようにはなっているつもり。
【雑感】
・ピッピはいるだけで安定感が上がり、非常に使用感が良かった
・特に〔フレンドガード〕は偉大でパーティ全体が崩れにくくなった
・ピッピのお陰でミラーに対してはかなりやりやすくなった
・ポリゴンZは通せればかなり強いが、うまく立てるのが難しい
・モロバレル入りに対してピッピで対抗していくのは不安定
【課題】
・グロス軸には有利に戦えるが、ボーマンダ軸が結構厳しい→ピッピかゲンガーに「こごえるかぜ」があると楽か
・モロバレルの対策はピッピ以外に任せられると尚良い
・ミラーは楽になった反面、ミミッキュ入りがとても重くなってしまった
・全国レベルともなるとマークがきつく、ジャラランガを出せるパーティがほぼない
(もはやジャラランガミラーでしか出さないポケモンになっているため、相手ジャラランガに強くかつ他にも出していける枠を新たに検討すべきかもしれない)
・ピッピ、ポリZの枠は環境によって別な組み合わせが刺さる場合もあるので最適解を模索し続けたい
* * *
今回の記事はこれで以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!
しばらくダブルのオフに出ていない身としては、全国大会出場はハイレベルな対人戦を数多くやることが出来る良い経験となったため、別途対戦レポートも上げたいと思います。
8月にナッシュビルで開催される世界大会にも、せっかく権利を獲得したので参加したいと考えています。
パーティの反省点を活かして改良するか、全く違う軸のパーティを練り直すかは決めてませんが、まだまだこのルールを楽しんで行こうと思います!
それでは今回はこの辺でノシ