ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

GBU Wi-Fi大会 ジャパンカップ2012スプリング 結果

5/2-6に開催されていた、ポケモングローバルバトルリンクのWi-Fi大会「ジャパンカップ2012スプリング」のランキングが本日発表されました。
大会の上位者から今年のWCSの日本代表決定大会への進出者が選ばれるということで、実質WCS2012の全国予選がWi-Fiで行われたようなものでした。
今回も参加していたので結果をまとめます。


【結果】


勝敗:67勝18敗15エラー(見せ合い時エラー含む)
勝率:78.8%
切断率:15.0%
最終レート:1820(=最高レート)
総合順位:60/10237位(58位タイ)


前哨戦であったインターナショナルチャレンジ(http://d.hatena.ne.jp/yuki_rotom/20120408/1333892620)よりかなり低い戦績となってしまいました。


というのも、今回の大会では事前の公開情報が少なく「招待枠は上位何名か」「最終的にレートをどれくらいまで上げればいいか」「切断率がどれくらいから除外対象になるか」「何戦すればいいか」等、全てにおける明確な判断基準がなかったため、五里霧中でした。
結果的にレート1820で止めたのは、一昨年のWCS2010における日本代表決定大会の進出者が各県の県予選代表者の合計約50名だったことから「今回も上位50名程度に入れば進出できるだろう」と予測したことからでした。
前回のインターナショナルチャレンジの傾向からして50位以内に入るには1800前半以上あればいいだろうと考えていたので、1800を超えて少し稼いだところで潜るのをやめました。
結果的には60位だったので、仮に予想通り上位50名が招待だったとしたら余計に悔しい思いをしているハメになったでしょうが、実際に招待されたのはレート上位2名を含んだ成績優秀者計6名と、予想を大幅に下回る少人数でした。予想が甘かったと言わざるを得ないですね。
ボーダーラインが推測出来なかったことにより、1820到達時点で「これ以上を望んで潜って負けが込んで戻って来れなくなり、実は1800で充分だったのに自ら転落して予選落ち という結末になったら絶対に悔やみきれないだろうな」と考え、そのレートで妥協しましたw
もう少し潜って1850〜1900くらいまで頑張っていれば切断率は平均より低かったのでワンチャンあったと思うと悔しいですが、先に述べた最悪の展開を避けたいがためにチキった結果なので仕方ないですね(
要はチキンレースに負けただけですが、他人と競うはずのWCS予選が完全に自分との闘いになってしまっていたのは公式側が事前に選考基準を明示してくれなかったからだ、という不満も少しはありますね。色々考えがあってのことだとは思いますが。
「他の誰でもなく自分に負けた」という悔しさは他人に負かされた時よりも大きいので、来年以降はベストを尽くしたいです!



【代表者決定について】
ツイッターで流れてきた情報なので信憑性は保証しませんが、マスターのカテゴリーでの日本代表決定大会進出者は
会田さん(レート1913・1位)
風流さん(レート1881・2位)
MRXさん(レート1858 9位)
アンニュイさん(レート1855・15位)
じゅんぺいさん(レート1853・16位)
タカノ??さん(レート1850・20位)
の6名だそうです。


切断率・選考基準については以下(公式より転載)
■切断率
今回、勝敗のついた対戦を1戦以上した参加者の方の切断率の平均は、[17.9%]でした。
―レーティングが1700以上の方は、切断率が28%以上の場合
―レーティングが1600以上1700未満の方は、切断率が38%以上の場合
―レーティングが1600未満の方は、切断率が70%以上の場合
それぞれランキングの対象外とさせていただいております。


■選考基準

ジュニア/シニア/マスターの各カテゴリーにおいて、『ポケモングローバルリンク
ジャパンカップ 2012 スプリング』のランキング1位・2位となった方
2名
ジュニア/シニア/マスターの各カテゴリーにおいて、切断率が平均を下回る
上位10名のうち
・切断率の低さ
・レーティングの高さ(上位2名)
・勝利数
のいずれかが極めて優れ、ご活躍・ご健闘いただいた方
4名


だそうです。
特に重要だと思ったのは「各カテゴリーにおいて、切断率が平均を下回る上位10名のうち」という選考基準。これのお陰で、除外ギリギリの切断率で故意に切断を駆使して高レートでのランクインを果たした所謂「切断厨」が多数代表になる事態は防げているであろうからです。
絶対0になっているとは言い切れないですが、単純にレート上位から6名選出するよりは確率は下がっているでしょう。切断が故意かどうか、どちら側が原因か等を特定できないという難点をうまく緩和する策だったのではないでしょうか。


それにしてもWCS2010の時の50名は多すぎるにしろ、全カテゴリー合わせて18名しか日本代表決定大会に進出できないというのは非常に狭き門ですね。というか盛り上がりに欠けてしまうような印象さえ受けますwこの中から8名程度が世界大会行きなのだとしても半数近くという濃い割合になるので、わざわざ代表決定戦という大会を会場を取って開くのならもうちょっと規模を拡大してもよかったんじゃないかなーというのが個人的意見。会場の広さの問題はあるでしょうけれど。


ちなみに日本代表決定大会の様子が全国に生中継されるらしいので、非常に楽しみです!
会場に入れない多数の人が大会の空気を間接的に味わえるわけですし、例年は参加者以外が会場に入ることは出来ず中の様子を知る手段がなかった以上、公式大会は閉鎖的なイメージとなっていましたが、今回のこの企画は素晴らしいと思います。
知り合いの方が数名日本代表決定大会に進出しているので、是非応援しながら彼らの勇姿を見守りたいですw


【使用パーティ】



種族名 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
バンギラス 勇敢 岩雪崩 噛み砕く けたぐり 守る ヨプの実 砂起こし
ココドラLv1 のんき がむしゃら 砂嵐 毒毒 守る 木の実ジュース 頑丈
カポエラー 勇敢 猫騙 インファイト フェイント ワイドガード 脱出ボタン 威嚇
シャンデラ 冷静 熱風 シャドーボール トリックルーム 守る 炎のジュエル 貰い火
モロバレル のんき キノコの胞子 ギガドレイン 怒りの粉 守る 黒いヘドロ 胞子
ドータクン 冷静 サイコキネシス 岩雪崩 めざめるパワー地面 トリックルーム オボンの実 浮遊


結局いつものパーティで出ました。
内容が完全に割れたパーティで公式大会に出るという行為は勝率を下げる行為だと思っており今までは敬遠してましたが、1回負けても大丈夫という大会の形式上、中身がバレていようが自分が扱いに慣れた完成度の高いパーティで臨むのがベストと考え、こうなりました。


正直ここまで来たらもうパーティ内容は実数値等も含めて全て晒してもいいのですが、それはまた別の記事で解説も含めてガッツリと行うこととしますw


使っていた感想としては、少し環境的に逆風な面が増えたかなという印象。
以前よりスイッチトリパの使用者が増えたことにより、このようなガッチガチのトリパが不利となる場面はありました。
また、トリパミラーも昔よりかなり増えてしまったので、トリパを使う上では避けては通れない道としてきっちり対策をしておくべきだと思いました。俺はトリパミラーを意識して素早さの配分をちょっといじったりしていましたがw
あとは完全ミラーがたまにあったことが一番の驚きですね。偶然6匹が被っていたのか、はたまたこのブログもしくはバトル奥義4を見てマネしていた人と当たったのか。
他の参加者の方からも「ユウキトリパのコピーを見た」という意見がちらほらあって、貴重な公式大会の使用パーティに俺のパーティを参考にしてくれた人が数人でもいたという事実に感動しました。この場でお礼を。皆さんありがとうございますm(__)m


* * *


散々色んな意見を垂れ流しましたが、今回の大会の制度に不満点は多少あれど全体を通せば成功だったと思うし、一個人として素直に楽しむことが出来ました。
適度な緊張感の元やるガチ対戦、それも何連戦もそれが続くというのはかなり興奮しましたし、大会でマッチングした方と新しく繋がりが出来たりもして、色々得るものがあったと思います。
Wi-Fiでの開催よりも会場での開催の方がいい!っていう意見も分かりますしおおむね同意ですが、オンラインにしろ公式大会を開催してくれただけありがたいことです。感謝感謝。
参加された皆さんはお疲れ様でした!
ではでは今回のレポートはこの辺でーノシ