ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

前回の記事の補足 (デスラッキーのデスカーンの素早さについて)

コメント欄で指摘されて表記ミスに気付いたので訂正。
説明不足だったと思うので補足しておきます。


前回の記事で、モロバレルデスカーンよりも遅い」という認識のもと話を進めていました。
ですが実際素早さ種族値を見てみるとどちらも30。そう、同速ですね。


今回の記事では、何故素早さ種族値が同じであるのにモロバレルデスカーンよりも遅い」と考えてシミュレーションをしていたのかについて述べます。


モロバレルデスカーンは互いに最遅なら同速となりますが、デスラッキーのデスカーンは最遅ではない可能性が高いです。
その理由として挙げられるのは以下の2点。


・「パワーシェア」の効果を高めるためなるべく攻撃と特攻を下げたい
・素早さに下降補正をかけずとも最遅ラッキーより遅く、コンボの発動に問題はない


これらを考慮すると、デスカーンの性格は「図太い」「腕白」のどちらかで、ACS個体値を0とするのが最も理想的だと言えます。
ラッキーは特殊耐久は高いですが物理耐久には少し不安があるので、物理攻撃をメインにする相手に対しては「パワーシェア」で少しでも攻撃を落としたいところ。
そうなればデスカーンの性格はおのずと「図太い」になるのではないでしょうか。


このような思考のもと、今回は相手のデスカーン
図太い 165-49-216-100-126-35
と想定してシミュレーションを行いました。
耐久がHB振りなのはラッキーへの「ガードシェア」の効果を高めたいという理由を考えれば当然ですね。
HD振りだと「てだすけ」+「ジュエル熱風」で落ちないですが、「ガードシェア」の効果が薄れそもそものデスラッキーのパーティコンセプトから外れてしまうので考慮しないものとしました。
最遅モロバレルの素早さは31なので、相手のデスカーンをこの実数値で想定するのであればトリックルーム下でモロバレルが確実に先手を取れるということです。


勿論全てのデスラッキー使いがこのように考えるとは限りませんし、この個体を使用するとも限らないです。
ですが様々なデスカーンの中でどの配分や構成が使用者数が一番多くなるかを考えると、上の配分が最も理にかなっており、遭遇率が高いのではないかと思いました。


これは対デスラッキーだけでなく、様々な構築やポケモンを仮想敵にする場合に自分が愛用している考え方です。
環境の全貌が分からなくてもある程度の汎用性を持った構築・配分・立ち回りを考えたい場合、相手がどう考えるか考える。どう考えるのが自然で一般的か。どの考え方をする人が多そうか。
ちょっとメタ的な思考ですが、使える場面は多いのではないでしょうか?


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たまにはパーティ紹介やオフレポだけでなくこういう話も面白いかなーなんて。
また気が向いたら雑記的な考察記事でも書きます。


今週末はついにたねおふ。頑張りたいと思います!
ではまたノシ