ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

まめおふ! 使用パーティ

【使用パーティ】
ドーブル@気合いの襷
陽気 131-72-55-**-65-139
猫騙し ダークホール この指とまれ 大爆発


■ヨノワール@オボンの実
のんき 152-120-183-**-176-45
トリックルーム 封印 守る 威張る


カビゴン@キーの実
意地っ張り 239-178-114-**-130-46
捨て身タックル 噛み砕く 自爆 守る


メタグロス@ラムの実
勇敢 187-205-151-**-110-67
コメットパンチ バレットパンチ 地震 大爆発


【パーティ解説】
いわゆる封印爆発。
ノワールで相手の「守る」を封印し、ゴーストタイプであるヨノワールを活かしつつ隣で爆発をして行って相手を倒す戦法。
トリックルーム下での方が動きやすいので、ドーブル以外は素早さを下げトリパ仕様。


封印+爆発だけでは突破しにくいゴースト・鋼・岩タイプなどにも広く対応するためにサブ技で攻撃範囲を補っています。


ゴースト→カビの噛み砕く、グロスのコメット
鋼→グロス地震
岩→グロスのコメット、地震


また、ゴーストタイプのようにノーマル技を無効にするタイプ以外なら、半減程度なら威張る+ラムorキーの実で自爆や大爆発をすることで押し切ることが出来ます。


威張るからの爆発をスムーズに決めるために、ヨノワを最遅にし、カビをトリル下でヨノワのすぐ次に動けるようにヨノワ+1の素早さに調整しています。


攻撃力の2段階上がったカビの自爆で相手のメタグロスなどは1発で持っていけるので、威嚇や鋼タイプだけで爆発耐性を上げたつもりになっているパーティにはこの威張るが非常に刺さります。


見せ合いなしルールではこのようなパの対策はピンポイントになりがちなので、広くに対応出来るスタンが主流です。
そのようなスタンパに対し、対策を厚めにされていない限りはかなり優位に立てるという点で、封印爆発は09ルールの見せ合いなしでは最強の一角だと個人的には思っています。



【個別解説】
ドーブル@気合いの襷
陽気 131-72-55-**-65-139
猫騙し ダークホール この指とまれ 大爆発


トリックルーム発動補佐要員。
この指と猫騙しを同時に覚えるのはこいつだけなので、代わりはいません。
さらに相手によってはダクホでアドバンテージを稼ぎに行ったりも出来るのでトリパの先発の片方はこいつが適任でしょう。
最後の枠が大爆発となっていますが、これはヨノワールの隣ならでは。
特性「マイペース」のお陰で、ヨノワ威張る→ドーブル大爆発といった芸当を襷を持ちながらにして可能。これによって先発のただのトリル発動サポート役だけでなく、攻撃役も兼ねることが出来るのでこの技は非常に有用。
封印爆発だけでなくトリックルームを使うパーティの多くは5ターン以内に決着をつけたいことが多く、ドーブルがあまり時間を食うと後ろのポケモンが出る前に無駄にトリルのターンが経過してしまいます。
それを防ぐためにも自主退場しつつ安全に後発を出せる大爆発は、攻撃技としてもパーティの流れを作る技としても重要な技です。


攻撃に努力値を振っているので、威張るを当てることで等倍のポケモンはほとんど倒すことが出来ます。
厄介な鋼タイプなども、倒せなくともこいつでダメージを蓄積させてやることで後続の負担が軽くなります。



■ヨノワール@オボンの実
のんき 152-120-183-**-176-45
トリックルーム 封印 守る 威張る


威張る入りなので攻撃技なし。挑発で完全に止まってしまうので挑発ポケが来たらドーブルでうまく引き寄せてから処理しましょう。
素早さを最遅にすることで、トリル下で味方のカビゴンより早く動いて威張る+攻撃というコンボをそのターン内に迅速に決めることが出来ます。
耐久は最低限の眼鏡流星群耐えだけでなく、増えるであろうマニュバクにも安全にトリルを発動出来るように、陽気マニュの辻斬り+臆病バクフーンの眼鏡噴火(ダブルダメージ)をオボン込みで耐えられるようになっています。ドーブルをちゃんと動かせればこのような調整は必要ないのですが、これを確定で耐えることで強気な立ち回り方も選択肢に入れることが出来ます。
封印爆発で注意すべきは、ヨノワが死んだらコンボが成り立たなくなるということです。
試合中はこいつのHP管理には気を付けたいところ。



カビゴン@キーの実
意地っ張り 239-178-114-**-130-46
捨て身タックル 噛み砕く 自爆 守る


爆弾その2。ドーブルも爆弾として使えるのでこのパはヨノワ以外みんな爆弾です。
タイプ一致自爆の火力が素晴らしく、威張るの補助を受ければ半減でもほぼ1発でどんなポケモンも倒せてしまいます。
攻撃力重視なのでA全振り。自爆しないで戦う場合の為にノーマル技をもう1つ。火力重視で捨て身タックル。
噛み砕くは対ゴースト専用。相手のゲンガーやヨノワあたりは天敵になりかねないので、入れておかないと困ります。
素早さは個体値を調整し、ヨノワより1速い数値に。これでトリル中にスムーズに威張キー自爆を決められます。



メタグロス@ラムの実
勇敢 187-205-151-**-110-67
コメットパンチ バレットパンチ 地震 大爆発


爆弾その3。鋼タイプで先制技持ちなので、終盤に出してトリルが切れたあとも掃除役として活躍してもらいます。
理想としては爆発を2回決めて4匹を倒し勝利したいところですが、半減や威嚇、見切りなどで阻まれてしまったりした場合に頭数が足りなくなってしまうと負けになります。
タイマン性能が高く、爆発しなくても普通に戦えるグロスを最後の枠に入れることでパーティの穴を補完。
ノーマル半減の岩や鋼に強い攻撃範囲を持てるので、結構重要なポジション。
ただトリパで使うにはそこまで遅い方ではないので、相手のカビゴンドサイドンなど、スタン相手でも素早さの低いポケモンにトリル下で先手を取られてしまう可能性があるので注意。



【改善点】
使っていた感じで改良の余地がありそうなのはドーブルの素早さくらいでしょうか。
こいつが最速で得した、という場面がそこまでなかったので、いっそ最遅にして耐久と攻撃力に振ったものでもいいかもしれません。
そうすればトリルを発動させた後でもドーブルがさらに暴れる余地があるかも。


ヨノワ、カビ、グロスに関しては配分・技構成含めてほぼ弄る必要は感じませんでした。
これが結論というか、威張る入り封印爆発としては既にこの3匹は完成系だと思います。


後は有利な相手には普通に動けば勝てますし、多少相性が悪い相手にも立ち回り次第では勝てる可能性があるので、最終的にはプレイヤー次第で勝率を高められるパーティではないでしょうか。
今後このルールで対戦する機会があれば、また少し改良して使ってあげたいと思います。