ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

ジバコイル考察++【実戦編】

ここまでの記事のまとめ。
実際に使う場合の配分・技構成の例です。


■身代わり型1@残飯orオボン
161-81-135-166-111-123
臆病 H124 C124 D4 S252
31-30-30-31-31-31
10万 めざ氷 身代わり 電磁浮遊


・HP16n+1
・A200ハッサムの馬鹿力 確定耐え
・A182ガブリアスの炎の牙×2 確定耐え
・A182ガブリアスの鉢巻き逆鱗×2 最高乱数×2以外耐え
・A194ヘラクロスの鉢巻きメガホーン×2 残飯回復1回込みで最高乱数×2以外耐え
・C182ラティオスのメガネ流星群×2(特攻下降込み) 残飯回復1回込みで最高乱数×2以外耐え
・C162ボーマンダの大文字 確定耐え
・10万でH振りミロカロス(202-146)@オボン オボン込みで最低乱数×2以外2発
・10万でH振りハッサム(177-101) 最低乱数×2以外2発
・素早さ 補正なし最速70族(122)抜き


HPを16n+1にし、残飯回復の効率を上げつつ身代わりを置ける回数も考慮。
16n(4n)ぴったりにしてしまうと身代わりを置ける回数がHP満タンから数えて1回減ってしまうので×。
素早さを最速にすることで対鋼でもほとんど抜かれる心配はなくなり、安全に先手を取った電磁浮遊で相手の地震をスカしつつ身代わりを残すことが出来ます。
相手の攻撃技が地面技+サブウェポンの場合、電磁浮遊して地面技が通らなくなると相手のサブウェポンはジバコイルにいまひとつな場合が多く、そのダメージでは身代わりを壊すことすら出来ない場合が多いです。
そのような状況を作り出すことで、目の前の敵を完封するだけでなく身代わりを残したまま次の相手のポケモンと戦うことが出来、アドバンテージを取れるのがこの型の最大の強み。
素早さに大量の努力値を吸われたので、耐久と火力は最低限。



■身代わり型2@残飯orオボン
177-81-135-183-111-95
控え目 H252 C132 D4 S116
31-30-30-31-31-31
10万 めざ氷 身代わり 金属音


・HP16n+1
・A200ハッサムの馬鹿力 確定耐え
・A182ガブリアスの炎の牙×2 確定耐え
・A182ガブリアスの鉢巻き逆鱗×2 確定耐え
・A194ヘラクロスの鉢巻きメガホーン×2 確定耐え
・C182ラティオスのメガネ流星群×2(特攻下降込み) 確定耐え
・C178ボーマンダの大文字 確定耐え
・C116スイクンの波乗り×3 残飯回復2回込みで最高乱数×3以外耐え
・めざ氷でD4振りラティオス(155-131) 高乱数2発(最低乱数から2つ×2以外)
・めざ氷でHD4振りガブリアス(184-106) 確定1発
・めざ氷でネオ桂馬ンダ(170-114) 確定1発
・10万でH振りハッサム(177-101)@残飯 残飯込み確定2発
・素早さ 補正なし最速40族(92)抜き+α


電磁浮遊の代わりに金属音を搭載。
先手で浮遊する必要がないので、素早さの努力値を火力と耐久に回すことが出来ました。
これにより上の型では臆病マンダの文字までしか確定では耐えられなかったのが、控え目まで可能に。
また、スイクンの波乗りを残飯込みで3発耐えることが出来るので対水にも若干後出ししやすくなっています。
火力はこれくらいあれば十分で、さらに金属音を絡めることで地震のないカビゴンや炎技のないハピナス、またブラッキーや瞑想ライコウスイクンクレセリアなども突破することが出来ます。



■身代わり型3@イバン
161-81-135-188-110-108
控え目 H124 C164 S220
31-30-30-31-31-31
10万 めざ氷 身代わり 大爆発


・HP4n+1
・A200ハッサムの馬鹿力 確定耐え
・A182ガブリアスの炎の牙×2 確定耐え
・A182ガブリアスの鉢巻き逆鱗×2 最高乱数×2以外耐え
・C162ボーマンダの大文字 確定耐え
・めざ氷でD4振りラティオス(155-131) 確定2発
・めざ氷でHD4振りガブリアス(184-106) 確定1発
・めざ氷でネオ桂馬ンダ(170-114) 確定1発
・10万でH振りハッサム(177-101)@残飯 残飯込み確定2発
・10万×2+大爆発でBD252図太いハピナス 確定
・素早さ 最速45族(106)抜き抜き=ロトムFC(107)抜き


身代わり+イバンの実での大爆発の奇襲性能がそこそこ。身代わりを使える回数意識でHPは4n+1。
ハピナスカビゴンなどに10万でダメージを蓄積させた後なら大爆発で共倒れを狙えるので、味方の特殊アタッカーへのサポートにもなります。
また、特殊受け相手以外にも最後の手段としては無振りでもそれなりの火力が出るので、うまく行けば1匹を特殊技で倒した後に仕事を終えたジバコイルを大爆発で捨てて、味方の無償降臨を狙いつつ目の前の相手に大ダメージ(もしくは相討ち)という使い方も。
配分は耐久を最低限、素早さも抑え気味にして火力へ多めに割くことでだいたいの仮想敵を2発圏内に。
迅速に役割を遂行した後は爆弾として使いましょう。



■身代わり型4@カムラ
146-81-135-182-110-123
臆病 H4 C252 S252
31-30-30-31-31-31
10万 めざ氷 身代わり 大爆発


・めざ氷でHD4振りガブリアス(184-106) 最低乱数以外1発
・めざ氷でネオ桂馬ンダ(170-114) 確定1発
・めざ氷でH4振りラティオス(156-130) 高乱数2発(最低乱数から2つ×2以外)
・10万でH振りハッサム(177-101)@残飯 残飯込み確定2発
・素早さ 補正なし最速70族(122)抜き
・カムラの実発動で最速115族(183)抜き


身代わり+カムラの実のコンボ。身代わり4回でカムラ発動。
素早さ1段階上昇で最速115族まで抜けるので、スターミーやラティオスガブリアスボーマンダなどと素早さを逆転することが出来、先手で弱点を付けるので一気に流れを掴めます。
大爆発は最終手段。10万でもめざパでも1発では倒せなさそうな相手にカムラ発動後に止められたら、一旦引くか散るか選びましょう。
耐久は何も調整が施されていないので、弱点攻撃を受けることのないように立ち回りに注意。
有利な相手・遅い相手に身代わりを盾に攻撃をし、カムラ発動の流れが理想。



■火力特化@メガネ
146-81-136-181-110-123
臆病 H4 B4 C248 S252
31-30-31-30-31-31
10万 めざ草 ラスカ 雷


・メガネ10万でH振りミロカロススイクン 確定1発
・メガネめざ草でHD特化ランターン 中乱数2発
・メガネめざ草でD252ドサイドン(ハードロック) 確定1発
・メガネめざ草でHD252ラグラージ 確定1発
・メガネラスカで無振りガブリアス 確定2発
・メガネラスカでH振りユキノオー 確定1発
・メガネ雷でH振りカビゴン 確定2発
・メガネ雷でHD特化ブラッキー 中乱数2発
・メガネ雷でD252ハピナス 低乱数3発
・素早さ 最速


耐久は何も調整せず、火力と素早さにガン振り。
メガネで強化した火力をなるべく先手で当てたいので思考停止。補正なし最速70族(122)抜きにもなっているのでそれなりに安心して高速ポケ以外には先手が取れます。
メガネを持たせることでだいたいのポケモンをどれかの技2発で倒すことが出来ます。
めざパが氷でなくて草なのは、めざ氷がなくともメガネラスカでメジャーな地面タイプの大半(ガブリアスグライオンなど)は2発で倒すことが出来る上に、10万でもめざ氷でもダメージの入りにくいランターンや水地面への決定打となるからです。
10万・ラスカ・めざ草でほぼ攻撃範囲の補完はOK。
これによりハピナス以外で交替からこのポケモンを受けることは非常に困難で、さらに雷を入れることでその特殊受けですらも強引に突破できてしまう火力を手に入れています。命中は7割ですが、相手の耐久ポケへの交替が読めたときに当てればもう相手は次のターンに3割でしか行動出来ません。
基本的に相性のいいポケモンに出して、後続を読みながら高火力な技をぶっぱなしているだけで相手の体力が面白いように削れていきます。なるべくうまく攻撃回数を稼いでやればいい感じに相手のパーティを崩しにかかれるでしょう。



■補助型@カゴorラム
177-**-140-177-114-94
控え目 H252 B36 C84 D28 S108
31-**-31-31-31-31
10万 毒毒 リフレクター 眠る


・A200ハッサムの馬鹿力 確定耐え
・A182ガブリアスの炎の牙×2 確定耐え
・A182ガブリアスの鉢巻き逆鱗×2 確定耐え
・A194ヘラクロスの鉢巻きメガホーン×2 確定耐え
・A156ゴウカザルインファイト 最高乱数以外耐え
・C182ラティオスのメガネ流星群×2(特攻下降込み) 確定耐え
・C178ボーマンダの大文字 確定耐え
・C189トゲキッス大文字 最高乱数以外耐え
・H振りハッサム(177-101)@残飯 残飯込み確定2発
・素早さ 補正なし最速40族(92)抜き抜き


めざパ・身代わりなしのジバコイル
上で紹介しているジバコイルは撃ち逃げのメガネ型以外は身代わりを駆使して自らが居座る戦い方ですが、この場合は有利な相手に出して補助技を使い、その次に相手の交換先次第では居座らずすぐに引っこめることを想定しています。
相手の交替際に毒を盛ったりリフを貼ることで、後続のポケモンが動きやすくなったりパーティが安定します。
ロトムライコウなどの電気タイプに対して、鋼タイプを活かして毒を恐れずに出すことが出来、さらに自分は相手に毒を撒けるというのが強み。
毒毒+水技のスイクンミロカロスなどにも強く、また自身の特性から毒を撒くターンに鋼タイプを出されて無効になることがほとんどないというのも、このポケモンと毒毒の相性がいい理由ですね。
役割維持の為に眠る。有利な相手を見たら何度も場に出したいので回復手段は欲しいところ。