【使用パーティ】
■ラティアス@拘りメガネ
臆病 157-**-111-160-151-178
流星群 サイコショック 波乗り トリック
■ハッサム@オッカ
意地っ張り 177-166-120-**-130-87
とんぼがえり バレットパンチ 毒毒 羽休め
■ロトム水@カゴ
穏やか 157-**-140-125-161-106
ハイドロポンプ ボルトチェンジ 電磁波 眠る
■ローブシン@残飯
慎重 212-162-120-**-122-66
ドレインパンチ マッハパンチ 岩雪崩 ビルドアップ
■シャンデラ@オボン
臆病 167-**-111-166-116-138
火炎放射 シャドーボール 瞑想 痛み分け
■ユキノオー@拘りスカーフ
臆病 165-100-96-144-105-123
吹雪 草結び 地震 絶対零度
【パーティ解説】
コンセプトは好きなポケモンを入れた上で環境に合ったスタンを組むこと。
BW初のシングル厨ということで、特に思い入れのあるポケを入れることにしました。
まずHGSS時代からの相棒であるアス+ハッサムを確定。
さらにこのブログのアイコンなどでも愛用しているロトムも久々に採用。
ロトムのフォルムは流行りそうな雨パや砂パへの耐性を強めるため、ウォッシュにすぐ決まりました。
残りの3匹は穴を埋めようとしたらこうなりました。
シャンデラは割と好きですが、ローブシンとノオーは別に見た目で言えば全然好きなポケモンではないですw
まぁ勝ちに行きたかったので仕方なく(
動かし方としては、ロトムとハッサムで有利な相手に対してボルチェンやとんぼをしてからアスやノオーで殴りまくる感じ。
この戦法が強いのは昔からなので、ロトムのボルチェンもきっと強いだろうということで。
流行が予想されるウルガモス、パルシェン、雨パ、砂パは特に厚めに対策しました。
縦の相性もそれなりに重視して、色んなタイプに対して後出しが効くようにバランス良く組んだつもりです。
ローブシンを除く5匹が2つタイプを持っていて、タイプ被りが0なのでパーティ全体で11タイプもあることにw
何となくふつくしいので気に入っています(
【個別解説】
■ラティアス@拘りメガネ
臆病 157-**-111-160-151-178
流星群 サイコショック 波乗り トリック
・C216シャンデラ シャドボ 確定耐え
毎回の使い回し。
入れる理由がないってくらい安定して強いので今回も採用。かわいいし(
耐久も速度も火力も十分あってタイマンで負けない相手が多い上に、ハッサムとロトムを使えばさらに攻撃回数を増やすことが出来ます。
また、晴れパや雨パにもそれなりに耐性を持てるドラゴンタイプであることも重要。
ラティオスだと耐えられない攻撃を耐えてくれることで素早さ関係が逆転しても攻撃出来る可能性は増えます。
流行りの水ロトムにも強いのは高評価。
技構成は未だにいじる必要は感じませんでした。
ラティアスの場合流星とトリックは必須かと。オスより耐久に優れるので、後出しからランクルスやポリ2など厄介な耐久ポケへトリックを刺せる回数も増えます。
ヒードランや砂パを殴れるので波乗りは非常に便利。
サイコショックは連打出来る技なら何でも良さそうですが、瞑想ライコウやハピを考えるとこれも抜けませんでした。
■ハッサム@オッカ
意地っ張り 177-166-120-**-130-87
とんぼがえり バレットパンチ 毒毒 羽休め
・C182ラティオス 眼鏡10万ボルト 超高乱数2発耐え
こいつも配分は変わらず。
見た目もグロスより好きだしアスとの相性も抜群。
安定してとんぼがえりを決めたいので持ち物はオッカ。
挑発ブルンゲルとかを意識して少しだけSに割いてるけどいたちごっこに変わりはないです。
グロスに比べた利点はグロスへの後出しがそれなりに安定するのと、ユキノオーに強いこと(相手の交替にも強い)。
あと忘れちゃいけないのがソーナンスに対しての立場がグロスと比べると逆転すること。
先手でとんぼがえり→ゴーストタイプを繰り出す でソーナンスには絶対的に強くなれるので後ろにはゴーストが欲しいです。
今回は炎技への後出し性能・プレッシャーも買ってシャンデラにしましたが、この2匹の相性もなかなかです。
技構成も鉄板の4つ。
毒毒は耐久系全般に刺さるだけでなく、相手にウルガモスがいるのにハッサムを選出したかった場合の対抗策にも。
交替読みでとんぼがえりを撃つ代わりに毒毒を撃てれば相手がラムかどうかも分かります。
ラムだったらシャンデラでほぼ止められるし、そうでなかった場合も毒が通るのでシャンデラで何とかなります。
羽休めはあまりさせてもらえる場面がなかったですが、カバルドンやポリ2相手に毒で粘ることになったりしても負けないように必須。
■ロトム水@カゴ
穏やか 157-**-140-125-161-106
ハイドロポンプ ボルトチェンジ 電磁波 眠る
・A205ドリュウズ 剣舞1回の珠岩雪崩+ステロ+砂ダメージ1回 確定耐え
・A182ガブリアス 鉢巻き逆鱗 確定耐え
・C182ラティオス 眼鏡流星群 最高乱数以外耐え
・C161キングドラ 珠竜の波動 超高乱数2発耐え
久々にシングルでロトムを採用。
耐久振りでボルトチェンジの試行回数を稼ぎます。
砂パと雨パに強くなれるように上のような耐久調整です。
火力も素早さも無振りですが、素早さはロトムミラーになった場合遅い方が後攻でボルチェン出来て有利なので問題はないです。
火力に関しては試合をしていて攻撃をギリギリで2発耐えられてしまう場面もあったので再検討したいかな。
耐久で使うのであればハイポン、ボルチェン、眠るまでは確定。
電磁波の採用理由は相手の雨グドラとラティオス、そしてウルガモス。
対ウルガモスについては後述のシャンデラも参照。電磁波が通らないウルガモス(ラム身代わりなど)はだいたいがシャンデラで止められますが、珠サイコウルガはシャンデラではきついので保険をかけています。
この枠は鬼火でもいいと思い最後まで悩みましたが、珠ウルガモスが怖くて電磁波を切れませんでした。
■ローブシン@残飯
慎重 212-162-120-**-122-66
ドレインパンチ マッハパンチ 岩雪崩 ビルドアップ
・C182ラティオス 眼鏡流星群 確定耐え
・C205ウルガモス 蝶舞1回の大文字 確定耐え
・C205ウルガモス 蝶舞1回のサイコキネシス 確定耐え
・C161キングドラ 雨珠ハイドロポンプ 確定耐え
主に対砂パ枠として採用。
バンギラスやドリュウズに圧倒的に強く、厄介なパルシェンの対策にもなります。
最近は追い打ちを持った拘りバンギやグロスが多いので、アスがそれで倒されたらこいつで起点にしたいところ。
本来の役割を考えると物理耐久が欲しいですが、ビルドとドレパンがあれば押せるのであまり振っていません。
前日まで岩雪崩の枠にしっぺ返しが入っていたのも含めて、エスパーやゴーストに無理やり勝つための耐久です。
ラティオスにはタイマンで流星耐え→しっぺ返し+マッパで勝てますがあまり意味はないかな。
特性は「根性」で鬼火等に強く。
技構成はサブウェポンを除く3つはシングルでこいつを使うなら確定かと。
岩技を採用したのは言うまでもなくウルガモス対策。エッジは外れるので岩雪崩で。岩雪崩でもH振りウルガモス程度なら落ちます。
慎重である意味も雪崩採用なら大きいです。蝶舞1回までなら死に出しで止めることが出来る保険があります。
■シャンデラ@オボン
臆病 167-**-111-166-116-138
火炎放射 シャドーボール 瞑想 痛み分け
・A205メタグロス 地震 確定耐え
・A200ガブリアス ストーンエッジ 確定耐え
・C205ウルガモス 蝶の舞1回のサイコ+通常サイコ オボン込で耐え
・C205ウルガモス 蝶の舞1回の珠めざ電+通常珠めざ電 オボン込で耐え
・C177サザンドラ 悪の波動 確定耐え
・S補正なし最速85族抜き
ウルガモス撲滅委員会推奨ポケモン。
炎4倍が2匹いる構築なのもあって特性は「貰い火」です。
耐久振りしないとウルガモスに押し負けるので仕方なく火力無振り。
Dに少し振っているのはウルガモスに対する役割を少しでも安定させるためです。
技構成が普通のシャンデラに比べて少し浮いてるかな。
火炎放射は安定のメインウェポン。文字でもよかったけどこれを採用するとウルガモスに最悪3連続くらいで攻撃当てないと勝てないので命中重視で。
シャドボもタイプ一致で広範囲なので採用しない理由はないです。
残り2つですが、瞑想は後出しでウルガモスを止めるため。
交替出しのターンに蝶舞をされても、オボン込で瞑想→痛み分けがだいたい間に合います。
205サイコや205珠めざパ(等倍)までは後出しで勝てますが、205珠サイコやめざ地以上の火力は無理になります。
対策しても押し負ける可能性があるとかウルガモス恐ろしい><
自己暗示と迷いましたが、暗示だとウルガモス相手にしか使えないというデメリットが。
蝶舞を暗示出来たときに素早さも上がっているので無双出来るという大きなメリットはありますが、相手にうまく立ち回られた場合自己暗示だと押し負ける可能性もあります。
後手でしか動けず暗示は相手の行動次第で使わないといけないので、能動的に使用できる瞑想を採用。
対ウルガモスの他にも使う場面が出来るので、それなりに面白いと思います。
痛み分けも回復がないとウルガモスに押し負けてしまう可能性があるので欲しい技です。
■ユキノオー@拘りスカーフ
臆病 165-100-96-144-105-123
吹雪 草結び 地震 絶対零度
・CSぶっぱ
対雨パとして採用。
ニョロコン解禁で天候パは絶対増えるだろうということで、パーティに天候を変えられるポケモンは1匹は欲しいです。
役割を考えると後出ししたい場面が多そうだったので、持ち物は襷ではなくスカーフ。
素早さ上昇により後出ししてすぐに縛り返せる可能性が高い上に、削れてもまた使えるので正解でした。
雨パ以外にも氷の一貫性や草の一貫性のあるパーティ相手にアタッカーとして出したりします。
素早さ関係が逆転することでラティオス、ガブリアス、テラキオンなど色んなポケモンを倒せるようになります。
水ロトムにも強め。
技構成はメインとなる吹雪と草結びは必須。
ヒードラン、瞑想ライコウなどに対しては地震があるとないとでかなり違うので地震。
メタグロスにはあまりダメージは入らないですが、臆病地震でも上2匹に対する確定数はほぼ変わらないです。
残りはロトムを意識してギガドレインか絶対零度で迷いましたが、ギガドレインにしてもロトムが1発で倒せる訳ではないので零度。
この技を撃つのは基本交替読みになりますが、最後の1匹になったり詰んだときにもワンチャンあるって意味では偉大な技。
【使用回数】
予選5試合+野良5試合での個別選出回数。
種族名 | 選出回数 | 計 |
---|---|---|
ラティアス | ■■■■■ | 5 |
ハッサム | ■ | 1 |
ロトム | ■■■■■■■ | 7 |
ローブシン | ■■■■ | 4 |
シャンデラ | ■■■■■■■ | 7 |
ユキノオー | ■■■■■■ | 6 |
ハッサムが極端に少ないですね。
こいつが弱くなったとは感じませんが、他のポケモンの選出優先度の方が高かった場合が多く3匹の中には入りにくくなった印象。
ロトムは安定して強いし仕事をこなすのでやはり多くなっています。
あとはシャンデラは見せ合いで相手にウルガモスがいた場合は100%選出していますね。まぁ他に対抗手段がないに等しいので当然ですが(
雨パには一度も当たりませんでしたが、ノオーもそれなりに多いです。単なる天候ポケとしてでなくアタッカーとして使えるのが大きいかな。
【改善点】
スカーフガブリアスが地味に辛かった点。
ハッサムの選出をウルガモス等によって制限されてしまうとドラゴン技の一貫性を止められない上に、普通にごり押しされてもきついことが多かったです。
地面とドラゴンの攻撃範囲に対して後出しで何とかしようって方が難しいですけど(
ウルガモス+ガブリアスを考えるとシャンデラの後ろには地面耐性のあるポケモンがいいですが、地面耐性のあるラティアスもロトムもガブリアスには後出ししにくいキャラなので、ガブリにもう少し厚めぶしたいです。
ノオーは地面半減ですがスカーフ逆鱗(エッジ)を選ばれていた場合は何もせず負けてしまうので、それも含めてガブリアスを後出しからきちんと処理出来るポケモンは欲しかったかなぁ。
筆頭はソーナンス。オボンが余ってなかったのでこいつを採用する場合はまたパーティの形は変わるかもしれません。
あとはボルトチェンジですね。
水ロトムやライコウにノオーやアスを投げたらボルトチェンジで逃げられてしまい、そこから流れを作られてしまう試合が複数回ありました。
自分も使っていたけどこれは非常に強いです。
相手のボルトチェンジを安易に許すのはこちらがきつくなってしまう要因になってしまうので、これからはボルトチェンジという技にリスクを持たせるポケモンを構築に是非入れたいところ。
とんぼがえりとは違ってボルトチェンジには無効タイプが存在するので利用したいです。
地面タイプの他にも蓄電、避雷針などを入れるだけで相手の技選択にプレッシャーをかけることは出来るはず。
これらを考慮してまた新しいパを組んでみようと思います。