ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

【WCS2023】雪セキタン【PJCS予選②最終59位/R1788】

ご無沙汰してます、ユウキです。
遅くなってしまいましたが、4月にPJCS2023予選第2回を突破して本戦出場権を獲得した構築を紹介します。
レギュレーションCもあと僅かですが、超前のめりで複数のコンボがあり使っていて楽しい構築なので是非レンタルして使ってみて下さい。

【パーティ】


【コンセプト】

①高速環境で強いセキタンザン軸
レギュレーションCの環境では、ハバタクカミ、イーユイ、テツノツツミの使用率TOP3を始めとした高速アタッカーの並びが流行っている。
カミツツミの素早さ上昇ブーストエナジーこだわりスカーフイーユイまで考えると上を取る手段は限られて来る。
そこで厄介なツツミカミ、ツツミイーユイ、カミイーユイのどの組み合わせにも有利を取れる素早さと高い攻撃力を持つ蒸気機関セキタンザンを軸にした。
次点で使用率が高いパオカイの並びにも上からの岩技で強く出られる為、環境に非常に刺さっていると言える。
使用率が低いポケモン(第1回PJCS予選では105位)をエースにすることで相手の想定外を押し付ける、というのも強みとなる。


②上から全体技で攻める
長年インターネット予選の形式で意識しているコンセプト。
セキタンザンの「じしん」「いわなだれ」、ユキノオー+テツノツツミの「ふぶき」は全体攻撃技であり、相手の交代や片方「まもる」に加え、テラスタルによる耐性変化を読む必要がなく一定のリターンを得られる。
これらを先制で撃てるようにすることでプレイヤーの負担を減らして連戦での勝率を確保する。
地面技を半減・無効にする草や飛行に氷が抜群で、氷半減の炎や鋼に地面が抜群なので、「じしん」と「ふぶき」は非常に相性が良い。
テラスで片方に対応されたとしてももう一方を一貫させられる為、安定行動で勝ちルートに持って行ける。


③初見殺し要素多め
これまたBo1形式ならではのコンセプト。
セキタンザン自体が低い使用率から地面テラスを読まれにくい側面を持つ他、ハギギシリという存在自体が初見殺しのようなポケモンを採用して相手に手の内を悟られにくくした。
こだわりメガネテツノツツミも読まれずに初見で刺さる場面が多く、ユキノオーの「てだすけ」を絡めた想定外の重い一撃で相手を倒し切れれば勝ちがグッと近づく。


④運負けせず運勝ちを狙える
運負けを限りなく減らす為、命中不安技はなるべく排除した。
パオカイという組み合わせは命中100だけで成立する為安定した戦いが出来る他、セキタンザンも今回は地面テラス「じしん」をメインとしたことで撃つ回数は「じしん」>「いわなだれ」となり、安定した打点を確保している。
テツノツツミの「ハイドロポンプ」という技が嫌いでしばらく採用を敬遠していたのだが、こだわりメガネ「ふぶき」を軸にすることでほとんど撃たずに済むように構築出来た。
(実際2ROM併せて90戦近くやって4回ぐらいしか撃たず)

また、全体攻撃を中心に上から攻めるだけでも急所の期待値が高くなる他、追加効果が強力な技の採用で更に上振れが期待出来る。
「ふぶき」は雪状態で必中な上に凍結の追加効果が非常に強力で、ただ目の前に通る技を撃っているだけで運勝ちを狙える。
いわなだれ」も命中を乗り越えて先制で当てられれば30%怯みの追加効果が強力。


【実績】

●PJCS2023予選第2回 
勝敗:32勝11敗
勝率:74.4%
レート:1788.527
順位:59位/56333名
→PJCS2023本戦権利獲得


【構築経緯】

①軸のセキタンザン
環境に地面や岩の通りが良いことから着目。
元々レギュBまで砕ける鎧グレンアルマをずっと愛用していた背景があり、レギュCの素早さ競争激化に適応出来る点、足りない火力を後述のパオジアンで補える点から乗り換えた形。

②パオカイと組み合わせる
セキタンザンを地面テラスで使う場合、浮いていて水技を上から撃てる相方が欲しい。
そこにピッタリハマるのが「アクアジェットカイリューだった。
元々パオカイを使っていた経験があったが、カイリューの「アクアジェット」はハバカミに触れるので強い技という認識で、本来コンボ始動用の弱い技を強く使えるポケモンというのは魅力だった。
カイリュー及びセキタンザンを更に強く使えるようになるパオジアンも構築にすんなり入る。

ハギギシリに着目
カイリューだけでは弱点保険の起動に安定感がない(特に「いかりのこな」「このゆびとまれ」で止まる)点から、「なみのり」要員を探していた。

・「アクアジェット」も覚える ※状況に応じて「アクアジェット」も使える方が便利
・ある程度速い(耐久イッカネズミやコノヨザルより先に動ける)

という条件で候補に挙がったのはイルカマン、水ケンタロスハギギシリの3匹。

実はセキタンザンは相手のパオカイに有利そうな顔をしていながら「アクアジェット」後に「しんそく」+「ふいうち」で縛られてしまうという課題があった。
そこで先制技で縛られずに蒸気機関セキタンザンを通せるようになるハギギシリの「ビビッドボディ」に注目。
自身は先制技を撃てるが相手からの先制技だけ封じるという壊れ特性で、先制技込みで上から攻めることを意識した他のポケモン達とも相性が良い。
数値があまり高くない為採用を決めた時は半信半疑だったが、特性も技もタイプも奇跡的に環境や構築と噛み合って勝率に大きく貢献してくれた。
SMから登場して以来初めて育成したが、間違いなく強いと思えた。

④補完の雪
第1回予選時はドラパルト+コノヨザルを使用していたが、壁や寿司が辛かった。
基本選出が物理に寄っているので、補完枠には特殊アタッカーが欲しかった。
第1回予選でやなぎさんがディンルーカイリューで結果を残したが、このような地面+飛行の並びはセキタンザンの岩技も地面技も一貫しない為厄介。
またmumemoさんの合体しない寿司も数少ない公開された予選抜け構築なのでマネする人が増えると予測し、対策を仕込みたいと考えた。
地面+飛行の並びには「ふぶき」が両方抜群で通る点、非合体ヘイラッシャに対して「いのちがけ」を対処法とするよりもきちんと抜群を取れるポケモンで処理しに行く方が良い点から、ユキノオー+テツノツツミを採用することに。


【個別解説】

■地セキタンザン@じゃくてんほけん じょうききかん
いわなだれ フレアドライブ じしん まもる
意地っ張り185-145-141-**-110-82
0-252-4-0-0-252

●配分
・S(+6)でS328 最速S(+1)テツノツツミ(S309)を余裕で抜ける
・S(+6)で準速砂ルガルガンと同速

●技構成
いわなだれ
メインの「じしん」無効の飛行タイプに抜群を取れるサブウェポン的な位置づけ。これをタイプ一致で撃てるのが偉い。
炎弱点のドータクンやアーマーガアの炎テラスにも刺さる。

フレアドライブ
単体に対する最高打点で、チオンジェンやモロバレル、アーマーガア意識の採用。地面弱点のキラフロルやイーユイが草テラスしても焼ける。

・じしん
命中安定のメインウェポンで、なるべくこの技を一貫させるよう意識する。岩弱点のギャラドスやテツノツツミが鋼テラスしても抜群で通る。

・まもる
エースを大事にするため採用。

●テラスタイプ:地面
地面タイプになることで「じしん」がタイプ一致になる他、相手から撃たれる地面技や格闘技が抜群でなくなるのが偉い。
これによりディンルーやイダイナキバを見ても突っ込んでいく選択肢がある。
元々弱点の岩が半減になる為、カイリューとの並びで「いわなだれ」を誘うことで1ターンほぼ無償で動ける場合も。


■水ハギギシリこだわりスカーフ ビビッドボディ
ウェーブタックル アクアジェット なみのり サイコファング
陽気146-147-99-67-91-157
20-172-68-0-4-244

●配分
・「ウェーブタックル」で131-76ハバタクカミ確定
・「わざわいのつるぎ」「ウェーブタックル」で155-86ハバタクカミ確定
・A145(+2)セキタンザンの地面テラスW「じしん」耐え
・A183イダイナキバの「ぶちかまし」14/16耐え
・C205ハバタクカミの「ムーンフォース」耐え
・C187ハバタクカミのフェアリーテラス珠W「マジカルシャイン」耐え
・最速コノヨザル抜き

●技構成
・ウェーブタックル
高威力なメインウェポン。反動は多少痛いものの相手を倒し切る火力を出せるのが偉い。

アクアジェット
味方の弱点保険起動用先制技。相手には問題なく撃てるのも偉い。

なみのり
このゆびとまれ対策。セキタンザンの被ダメージを抑える為C0。

サイコファング
水技が通らない相手や格闘勢に撃つ。壁破壊も出来るのが偉い。

●テラスタイプ:水
水テラス「ウェーブタックル」の火力増強が勝ち筋になる場面がある。
パオジアンと組んでいると縛り範囲は増える。

●持ち物:こだわりスカーフ
相手のパオカイの上から動ける、イッカコノヨのコノヨがスカーフでも初動に問題がない、が主な採用理由。
ハバカミを上からの「ウェーブタックル」で縛れる等単純に高速物理アタッカーとして強く、先制技無効という性能と噛み合っている。


■氷パオジアン@きあいのタスキ 
ふいうち アイススピナー せいなるつるぎ まもる
陽気155-172-100-**-86-205
0-252-0-0-4-252

●技構成
・ふいうち
先制技の中でも威力重視でこの技。

・アイススピナー
命中安定の氷技。フィールド破壊を出来るのも偉い。

せいなるつるぎ
効果が優秀なサブウェポン。ヘイラッシャの能力上昇無視、「てっぺき」系統に強いのが偉い。

・まもる
無難に採用。縛り関係を作りやすいポケモンなので相手の「まもる」読みでも使う。

●テラスタイプ:氷
一般的にパオカイミラーで「しんそく」「せいなるつるぎ」無効化が偉いゴーストを選ぶことが多いと思われるが、せっかくハギギシリで先制技やパオカイミラーが対策出来るので他のテラスを検討。
雪の恩恵を残しつつ「アイススピナー」の縛り範囲拡大を狙える氷とした。



■飛カイリューぼうじんゴーグル せいしんりょく
しんそく アクアジェット テラバースト まもる
意地っ張り197-204-116-108-121-101
244-252-4-0-4-4

●配分
・A216セグレイブの「こおりのつぶて」15/16耐え
・A167(+2)ヘイラッシャの「いっちょうあがり」12/16耐え
・C187ハバタクカミの「ムーンフォース」15/16耐え

●技構成
しんそく
実質的なメインウェポン。セキタンで削った相手をこの技で刈り取るイメージで相手にまんべんなく削りを入れておく。

アクアジェット
セキタンザン起動用だが、パオジアンと並ぶと相手にも結構入る。無効タイプのない優秀な先制技。

・テラバースト飛行
一貫性が高く威力も高めなメインウェポン。テラスタルを切る必要がある点を除けば最高。ごくまれに特殊ノーマル技として撃つ場面もあるのでC31。

・まもる
コンボ起動タイミングを図るのもあり、なるべく盤面に維持したいポケモンなので採用。

●テラスタイプ:飛行
ハバカミ+モロバレル+ウインイルカディンルーのようなサイクルに一貫する飛行テラバーストを撃ちたい為採用。
テラス後もちゃんと浮いているので「じしん」に巻き込んでしまわない。

●持ち物:ぼうじんゴーグル
モロバレルの隣に「いかりのこな」を無視しつつ「テラバースト」を撃ち込んだり、「いかりのこな」されてもセキタンザンに味方「アクアジェット」を撃てる。
「キノコのほうし」を受け付けずに済むので対モロバレル絡みの立ち回りの選択肢が格段に増える。

●特性:せいしんりょく
セキタンザンやパオジアンとの並びで「いかく」が厳しいのでこちらだけでも通せるように。



■氷テツノツツミ@こだわりメガネ
ふぶき フリーズドライ ハイドロポンプ クイックターン
131-80-134-166-91-206
0-0-0-172-84-252

●配分
・Aセキタンザンへの「クイックターン」のダメージ変動ない範囲で最大 ※A76と同ダメージ
・A172パオジアンの「せいなるつるぎ」11/16耐え
・C187カミの「ムーンフォース」確定耐え
・S最速

●技構成
・ふぶき
最強の範囲攻撃技。追加効果はオマケで、単純に高威力で命中安定なのが偉い。

フリーズドライ
水の弱点を突ける最高の氷技。主にヘイラッシャに対してテラスタイプ含め抜群を取れることが多く優秀。

ハイドロポンプ
仕方なく採用したが、相手に氷半減が多く代わりに水が一貫した試合終盤か、この技を当て続けないと勝ち筋がない時にしか撃たないと決めている。

クイックターン
技スペースに余裕があったので採用。セキタンザンを絡めた出し方や立ち回りに幅が出る。
単純に速いメガネアタッカーに交代技がある形なので不利対面をリセットするのにも使えなくはない。
味方起動含めて滅多に使用するタイミングはないが、どうせ余っているスペースなので問題ない。

●テラスタイプ:氷
使用頻度の高い「ふぶき」「フリーズドライ」の縛り範囲拡大の為。「てだすけ」を重ねて色々倒せるようになる。
雪による防御上昇の恩恵を残せるのもgood。

●持ち物:こだわりメガネ
通りが良い2種の氷技の威力を底上げしてゴリ押しして行く。
基本「ふぶき」を撃つという縛りを己に課すことで「ハイドロポンプ」を撃つ回数を減らせるのが隠れた強み。
目の前にウインディがいてもどうせ「まもる」か退くか草テラスで受けて来るので黙って「ふぶき」で良い。


■水ユキノオー@オボンの実
ふぶき エナジーボール こおりのつぶて てだすけ
控え目197-100-98-143-106-92
252-0-20-140-4-92

●配分
・A204カイリューの「テラバースト飛行」15/16耐え
・A172パオジアンの「せいなるつるぎ」2発@オボンで94.6%耐え
・A183イダイナキバの「インファイト」14/16耐え
・「エナジーボール」で155-86パオジアン2発
・「エナジーボール」で137-106テツノツツミ確定
・C187ハバタクカミのテラス珠「ムーンフォース」耐え
・C187ハバタクカミのテラス珠「マジカルシャイン」2発@オボンで98.1%耐え
・S4振りチオンジェン抜き

●技構成
・ふぶき
メインウェポン。凍結が非常に強く、ツツミと重ねて連打するのが基本。

エナジーボール
D振りツツミやパオジアンへの確定数を意識し、「ギガドレイン」ではなく威力重視のこちら。

こおりのつぶて
タスキや「マルチスケイル」潰しに。パオジアンと並ぶと少し威力が上がる。

・てだすけ
メガネテツノツツミを最大限強く使う技。もちろん他のアタッカーと並んでも低い素早さからでも仕事出来る。


●テラスタイプ:水
炎弱点を消しつつ水耐性を残せるタイプ選択。ウインディ+イルカマンやイーユイ+ヘイラッシャ等に対応。
水の弱点の電気と草には元タイプが非常に強い為、隙が生まれにくい。

●持ち物:オボンの実
耐久振りと相性が良いので採用。気軽にセキタンザンの「じしん」に巻き込んで行ける他、後出しからも仕事がしやすくなる。


【選出/立ち回り】

①基本選出
先発:カイリュー+セキタンザン
後発:ユキノオー+テツノツツミ

セキタンザンの「じしん」の一貫を狙う基本の先発。
カイリューが浮いているだけでなく、ユキノオーも雪による高い防御+地面半減で遠慮なく「じしん」に巻き込める。
セキタンザンの攻撃に「てだすけ」を重ねてもOK。
地面の通りを嫌って草や飛行テラスして来た相手に「ふぶき」を抜群で通せるようになるので、後発ノオーツツミでお掃除する。
バレル入りもこの選出で対応可能で、ゴーグルカイリューユキノオーで「キノコのほうし」をいなしつついずれかのアタッカーを通しに行く。


②雪
先発:ユキノオー+テツノツツミ
後発:カイリュー+セキタンザン

雪の刺さりが良い場合は先発から出しても良い。
有利対面を取った場合のメガネ「ふぶき」がとにかく強く、「てだすけ」+氷テラスまでするとハバタクカミすら上からワンパンを狙えるので誰も後出しが成立しない。
「ふぶき」連打に対抗する為に炎テラスタルや鋼テラスタルしてきた相手に裏のセキタンザンの「じしん」が一貫する。
この出し方は裏のカイリューとセキタンザンを上手く並べるのが難しいので、①の出し方の方が試合展開はスムーズ。
ユキノオーが炎技を撃たれる対面ではセキタンザンに退くことで「じょうききかん」を発動出来るのは覚えておくと良い。
地味にこの2匹のタテの相性が良く、前のめりな構築ながらサイクルチックな動きも可能。


③vsこの指系、パオカイ
先発:ハギギシリ+セキタンザン
後発:ユキノオー+テツノツツミ

初手でイッカネズミを出されても「なみのり」で弱点保険を起動。
巻き込み「じしん」も1回は耐えるよう調整しているので地面の通りが一番良い場合は遠慮せず巻き込む。
パオカイの並びに対してもスカーフ「なみのり」でタスキと「マルチスケイル」を同時に潰しつつ「いわなだれ」で両縛りを狙えるので非常に強い。
特に相手の「しんそく」「アクアジェット」「ふいうち」を防げる為初手でコンボを狙っても問題ないのが偉い。



④物理ゴリ押し選出
先発:カイリュー+セキタンザン
後発:パオジアン+ハギギシリ

セキタンザンが先制技で縛られる恐れがある場合の出し方。
イルカマンやハッサム、セグレイブ、ドドゲザン等の強力な先制技持ちが対象。
先にハギギシリを出していないのは裏から出すことで相手の先制技を無効化しつつセキタンザンを通す動きの方が強いから。
パオジアンのお陰で全員が高い火力でスイープして行けるので、セキタンザンで全抜きを狙うというよりは雑に削って「しんそく」「ふいうち」「ウェーブタックル」の圏内に入れて詰めていくイメージで良い。


⑤vsファイアロー
先発:パオジアン+ハギギシリ
後発:カイリュー+セキタンザン

スカーフ「アクアジェット」で「はやてのつばさ」を捥いで先制「おいかぜ」を許さない構え。
追撃の「アイススピナー」でファイアローさえ倒してしまえばあとはセキタンザンが全員の上を取れるので裏から並べて制圧を狙う。
ハギギシリのスカーフが読まれることはほぼない為無償で決まる上、読まれても「ビビッドボディ」で「ブレイブバード」を封じている為「ファストガード」ぐらいしかやることがない。
カイリューと並ばずとも、パオジアンが先にやられた場合はハギギシリ+セキタンザンの並びからも起動して行けるのが強い。


⑥vs寿司
先発:カイリュー+セキタンザン
後発:ユキノオー+テツノツツミ

寿司の取り巻きは全員セキタンザンで有利を取れるので、初手で圧をかけて合体を促して行く。
合体したらノオーツツミに交代して「フリーズドライ」や「エナジーボール」で処理を狙い、ヘイラッシャを倒したら残りを全部セキタンザンで貫く。
基本的にはヘイラッシャは草や飛行等の氷抜群テラスが多いので「フリーズドライ」を通しに行ける。
ただヘイラッシャのテラスタイプや技構成次第ではノオーツツミ側も余裕がない為、こちらがセキタンザンに頼り切りでなくても勝てそうなら「せいなるつるぎ」持ちのパオジアンも出しておけると理想。
鋼テラスにも対応出来るようになる。


⑦変則選出
先発:テツノツツミ+セキタンザン
後発:パオジアン+ユキノオー

初手「クイックターン」からのパオジアン出しでセキタンザンの火力を増しながら上から攻めるプランと、セキタンザンをユキノオーに退きつつ「ふぶき」で攻めるプランの二択。
相手に雪とセキタンどっちが刺さっているか分かりにくいor先発の択次第な場合に柔軟性を持たせられる出し方。
セキタン起動の安定性を重視するのであればパオジアン→カイリューの出し方もあり。


【参考動画】

Youtubeにて海外の大物プレイヤーが2人もこのパーティを使った動画をUPしてくれたので紹介。
このパーティの強みが実際に見られるので、是非見てみて欲しい。

①Aaron "Cybertron" Zheng
youtu.be

②James Baek
youtu.be



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以上、今回の記事はここまで。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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