ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

第9回キツネの社mf 簡易レポート+雑感

5/18に第9回キツネの社mfがあったので参加してきました。
前回出たのが昨年10月の第6回だったので、スイスドロー形式はかなり久々でした。
シングルオフ自体も最後に出たのは3月の微粒オフなので実に2ヶ月以上ぶりだったりw


では結果の方を軽くレポート。



【結果】
優勝:はるや
準優勝:シソー
ベスト4:コンペイ くろもち
ベスト8:トーマス ゼフロス マサムね れいちぇる
ベスト16:とげうなぎ チシャねこ げろ研観察担当 もうふ こまき haru やばご 同人誌勢
スト24:うひょぞ テコキオン ユウキ とぱーず トロロ ナコ カレイドブラッド ブラウ
KP等の詳細:http://silverfox151.blog28.fc2.com/blog-entry-115.html


個人成績は予選のスイスドローを6-2で全体13位(参加者139名中)で抜け、
決勝トーナメント初戦でげろ研観察担当さんに敗れてベスト24でした。
このような大規模かつ高い競争率の中予選抜け出来たのは素直に喜ばしいことですが、
前回予選抜けしたシングル厨の時も決勝トナメ1落ちだったので2連続で1落ちは少し凹みますw
せっかくなら勝ち切りたいですね。頑張ります。



【使用パーティ】
ラティオス/ハッサム/ヒートロトム/マンムー/ブルンゲル/ローブシン


最近新しく組んだヒートロトム入りのラティハッサム
一番好きなポケモンであるロトムを使ったパーティを組みたいという思いから構築を始めました。
オフデビュー戦でしっかり予選抜けという結果を出せたので嬉しかったです。
欲を言えば上位入賞者の景品である盾(パーティの画像入り)が貰えるベスト8まで入りたかったで

す(
好きなポケモンで構成されており見た目もかなり気に入っているパーティなので、
今後もっと改良を重ねて勝てるようにしていきたいところ。
詳細に関しては、今年の夏コミで発売されるポケフリークにパーティ解説を掲載予定なので、
申し訳ありませんがしばらく伏せさせていただきます。
頑張って書くので是非ポケフリを見て下さい(正式な宣伝・告知は時期が来たら改めてします)。



【雑感】
決勝トーナメントに進んだ上位24/139名のパーティのKPから環境を考察してみる。
最近は大まかに分けて以下の2つの傾向があるように思えた。


・天候依存パーティの減少
最近、天候に依存した戦法(すなかきドリュウズやすいすいキングドラ等)を軸にした
所謂「天候パ」の数が少しずつ落ち着いてきている印象を受けていたので少し数えてみた。
上位24名のパーティから各天候ポケモンの数を数えてみると以下の通り。
カバルドン:3
バンギラス:6
ユキノオー:3
ニョロトノ:2
キュウコン:0
無天候:10
カバとバンギを足しても9なので、数としては 無天候>砂>霰>雨>晴れ という順序となった。
バンギ入りパーティの全てにドリュウズが入っていた訳ではなく、砂を能動的に活用していく
パーティ以外にもバンギ自体は採用されるため、実際には天候パは数値よりも少ないことになる。
天候パに対しては先制技や追い風、電磁波、トリックルーム、数値受け等の要素で対抗し、
自身は天候に左右されないポケモンを使うといったスタンスの無天候スタンがトレンドのよう。
各天候の勢力図としてはやはり砂が人気なのは間違いないが、一時の雨人気は雨に対するマークの
厳しさからか全盛期に比べるとかなり落ちたものと思われる。
霰に関しては最近はユキトドのように積極的に霰を活用して行くパーティの台頭も見受けられたが、
元より相手の天候へのメタとしての色が強く、今回上位に食い込んだのは3人ともユキトドではなく
ノオー入りのスタンだった。
キュウコンは元々使用者が少なかったが、全体でも4/139とかなり絶滅危惧種で上位にはいなかった。
全体的に天候の取り合いに参加するよりはメタる側に回る人の方が多い傾向にあると言えよう。



・格闘タイプ全盛期
何と全体のKPでローブシンがトップという結果になっていた。
その使用者数は57/139で何と採用率41.01%にも上る。
更に3位にはキノガッサが控えており、こちらは49/139で35.25%。
ローブシンキノガッサKKPは3だったので、全体で見て103/139=74.10%の人がパーティに
格闘タイプとしてローブシンキノガッサのどちらかを最低でも入れていたということになる。
今や格闘タイプを採用しないパーティは少数派で、格闘対策が出来ていないパーティは論外なのだ。
現環境の格闘ポケモン、特にこの2匹の強力さが際立つ結果となっている。


一方上位24名だけで見てみると
ローブシン:8
キノガッサ:6
ゴウカザル:1
テラキオン:1
コバルオン:1
格闘なし:7
となっており、格闘ポケモンを採用していないパーティの率が全体に比べて高くなっている。
高い一貫性と広い攻撃範囲を誇り、バンギラスドリュウズパルシェン等を始めとする
厄介なポケモンへの抑止力にもなるため格闘タイプが強力なのは間違いないが、
その分マークも厳しいため、格闘タイプを採用する場合は思考停止では決して良い結果は出ない。
相手の格闘対策を逆にどうメタっていくか、という面も求められるのではないだろうか。



* * *



シングル63の新しい構築を使い始めたので、長らく愛用していたアグノムサクラビスとはお別れ。
しばらくこの構築は使うつもりはないので、温めていたパーティの詳細解説記事と、
年始のあんぐらオフの対戦レポートを近いうちにアップ予定です。お楽しみに!
それではキツネの社mfに参加された皆さん、主催陣の皆さんはお疲れ様でしたb