6/10に行われたWCS2012の日本代表決定大会の模様がニコニコ生放送にて生中継されていたので、友人宅で観戦していました。
放送を見逃した方のために、全試合の動画を貼っておきます（もう興味ある人は回収済みだと思うけど）。
せっかくなので各試合に軽くコメントなんかも書いていきますｗ
わりと長いので[続きを読む］から↓
【ジュニア】
準々決勝１：中村光汰（コウタ）ｖｓ遠藤歩（あゆむ）
コウタ：カポエラー シャンデラ ユキノオー ブルンゲル
あゆむ：ニョロトノ サンダー メタグロス キングドラ
霰トリパｖｓ雨パ。初手トリル展開からうまくノオーブルンが並び、ジュエル潮吹きや珠吹雪でメタグロスやサンダーを一掃。
ニョログドラの守るによって時間稼ぎをされ、トリル切れ。
その後ギリギリの攻防の末、ユキノオーが命の珠の反動でニョロトノと相討ちになりながら中村選手の勝利。
準々決勝２：寺澤凛（りん）ｖｓ成田遥（ルルー）
りん：カポエラー ワルビアル ？ ？
ルルー：シャンデラ チャーレム ユキノオー ブルンゲル
トリパメタｖｓ霰トリパ。
寺澤選手のワルビアルの吠えるによってシャンデラのトリルが２回妨害され、そのままずっとペースを握り続ける。
最終的にワルビアルが４つの技をフルに使い、先発２匹だけでまさかの４タテで寺澤選手の勝利。
準決勝１（シード）：日浦愛子（チホ）ｖｓ高木吉平（きっぺい）
チホ：ロトム水 キングドラ ニョロトノ ？
きっぺい：サンダー クレセリア バンギラス ガブリアス
雨パｖｓ砂パ。
追い風＋凍える風からのいばる＋神秘の守りで攻めていく高木選手。
Aの上がったバンギラスがキングドラに岩雪崩を外して以降、高木選手の深読みが裏目に出る展開に。
追い風終了後、高木選手はトリルからの逆転を図るが、サンダーの１０万ボルトで麻痺していたロトムがトリル下で大活躍し日浦選手の勝利。
準決勝２：中村光汰（コウタ）ｖｓ寺澤凛（りん）
コウタ：カポエラー シャンデラ ユキノオー ブルンゲル
りん：カポエラー ワルビアル ガブリアス サンダー
２回戦の時と同様、初手でワルビアルの吠えるがシャンデラに決まり、トリル不発。
ワルビアルが威嚇２回込みでカポエラーのジュエルインファ＋フェイントを耐えて、シャンデラのトリルを再度阻止。
そのまま寺澤選手のペースかと思いきや、中村選手のブルンゲルがワルビアルを倒した後の隙をついてトリルを成功。
トリル状態のユキノオーが一貫していたため、中村選手が逆転勝利。
決勝戦：中村光汰（コウタ）ｖｓ日浦愛子（チホ）
コウタ：カポエラー シャンデラ ユキノオー ブルンゲル
チホ：ニョロトノ キングドラ ロトム水 バンギラス
霰トリパｖｓ雨パ。相性上は霰側が有利か。
初手トリルが決まり、日浦選手は２匹で守るを使って防戦一方。
しかし時間を稼ぎ切れず、ユキノオーが珠ウッドハンマーで相手をばっさばっさと倒し、中村選手が勝利。
【シニア】
準決勝１：小林駿介（シュン）ｖｓ山本聖太（ひろみ）
シュン：ラティオス アギルダー トリトドン ナットレイ
ひろみ：メタグロス ボルトロス ローブシン ボーマンダ
アギルダーがボルトロスと１−１交換。ラティトドンの並びに対してグロスブシンで、山本選手がうまくブシン集中を守ってアドを稼ぐ。
しかしその後ブシンが眼鏡流星を被弾したのちラティを仕留め損ね、とどめを刺そうとしたマッハパンチにナットレイを合わせて小林選手が一気に盛り返す。
トドンナットレイラティオスｖｓグロスボーマンダとなり小林選手有利かと思われたが、山本選手の１点読みでトリトドン集中が決まり逆転か・・・と思いきや絶望のオボン。
しかしグロスの思念でトドンが怯んだため、山本選手が逆転勝利。
準決勝２：佐伯知洋（ブラック）ｖｓ塚谷卓也（くろうさぎ）
ブラック：ゴウカザル ラティオス ナットレイ バンギラス
くろうさぎ：クレセリア ボルトロス ハッサム カポエラー
猿ラティｖｓスイッチトリパ。
初手で佐伯選手が猫だましとフェイントの２択を外した結果、猿が削れて眼鏡流星をハッサムに受けられ、スイッチトリル始動と一気に塚谷選手のペースに。
佐伯選手は後発のナットレイで応戦していばラムハッサムを何とか処理するも、後ろのいばキーカポエラーが止まらなくなり塚谷選手の勝利。
決勝戦：山本聖太（ひろみ）ｖｓ塚谷卓也（くろうさぎ）
ひろみ：ボルトロス メタグロス ボーマンダ トリトドン
くろうさぎ：ボルトロス クレセリア ハッサム カポエラー
グッドスタッフｖｓスイッチトリパ。
初手で山本選手のボルトが挑発でクレセリアのトリックルームを防ぐ。しかし塚谷選手のボルトの眼鏡ボルチェンが要となるグロスの急所に入り一気に機能停止。
クレセを退かせ、出てきたカポエラーをうまく守る読みを決めて迅速に処理。
メタグロスが機能停止したせいでクレセリアへの攻撃手段が乏しくなり、処理する前に挑発が切れてしまう。
ハッサムが冷凍Bの凍結でラムを消費させられたことでいばラムが出来なくなり、威嚇の入ったハッサムｖｓ威張られたトリトドンのタイマンの泥試合に。
最終的に混乱を回避したトリトドンの自己再生が決め手となり、時間切れのHP判定で山本選手の勝利。
【マスター】
準々決勝１：毛塚逸仁（M R X）ｖｓ山本純平（じゅんぺい）
M R X：ニョロトノ キングドラ ナットレイ メタグロス
じゅんぺい：バンギラス ガブリアス クレセリア ハッサム
雨パｖｓ砂パ。初手天候は砂に。毛塚選手が強気にキングドラを動かしたところ、見事ガブリアスのドラゴンクローがヒット。一気に山本選手が有利に。
毛塚選手はナットレイで身代わりを選んだ結果あまりアドを取れず、ガブの地震とジュエルクレセの集中でニョロトノを失ってしまう。
ガブが充分にダメージを稼ぎ、めざ炎クレセリアでナットレイも処理。クレセハッサムでそのまま押し切った山本選手の勝利。
準々決勝２：会田卓也（サボテン）ｖｓ本田貴雅（アンニュイ）
サボテン：ハリテヤマ ムシャーナ メタグロス ニョロトノ
アンニュイ：バンギラス カポエラー ガブリアス サンダー
バンギラスのジュエル噛み砕くによりムシャーナがトリックルームをすることなく倒れてしまう。
トリルが不発だったため素早さの遅いハリテヤマが暴れることは出来ず。
会田選手が逆転を賭けて撃ったメタグロスの大爆発もガブリアスは慎重に守っており、そのまま素早いポケモンで上から制圧して本田選手の勝利。
準決勝１：山本純平（じゅんぺい）ｖｓ本田貴雅（アンニュイ）
じゅんぺい：ボーマンダ ロトム草 ハッサム ガブリアス
アンニュイ：サンダー バンギラス ガブリアス トリトドン
本田選手はサンダーの追い風から一気に攻めようとするも、熱風と岩雪崩を当てたい方に外してしまい、一気に２ｖｓ４に。
本田選手の最後の切り札である砂ガブにもボーマンダで威嚇を入れて弱体化させ、砂がくれも発動せずきっちり攻撃を当てていく山本選手。
そのまま序盤のアドバンテージを活かし切って山本選手の勝利。
準決勝２（シード）：高野恭平（タカノ？？）ｖｓ升方覚（ふうりゅう）
タカノ？？：サンダー クレセリア ズルズキン ハッサム
ふうりゅう：ロトム水 サザンドラ ローブシン ボルトロス
スイッチトリパｖｓグッドスタッフ。
初手は高野選手がクレセに飛んでくる攻撃を読んで交代をするが、升方選手は更にそれを読んでサンダー方向に集中。ボルチェンからクレセが再登場。
猫だまし＋トリックルームでスイッチ展開が決まるも、升方選手は後発のボルトブシンに即交代。
ボルトブシンでスイッチ対策がきちんとなされており、ズルズキン・ハッサムともに大暴れはさせずに処理し切った升方選手の勝利。
決勝戦：山本純平（じゅんぺい）ｖｓ升方覚（ふうりゅう）
じゅんぺい：ガブリアス ボーマンダ ハッサム バンギラス
ふうりゅう：サザンドラ ロトム水 ローブシン ボルトロス
初手はハバンサザンドラがきちんと機能。山本選手はガブで地震を撃つが読みは当たらず不発。更に眼鏡１０万でスカーフマンダが麻痺。
ここで実況のお姉さんの名言「さぁ麻痺状態から治ることは出来るのでしょうか？」
升方選手はガブとマンダを後発のローブシンでうまく処理するが、ロトムのポンプをハッサムにかわされて、山本選手にワンチャンが生まれる。
しかし眼鏡ポンプでHP振りバンギラスを一撃（３割程度の低乱数らしい）で倒す運命力を見せつけ、升方選手の勝利。
＊ ＊ ＊
各カテゴリーの決勝進出者（２名×３＝計６名）が今年の日本代表だそうです。
進出される皆さん、ハワイでは是非頑張ってきて下さいｂ
最後に各カテゴリー優勝者について一言ずつ。
■ジュニア優勝：中村光汰くん
使っていたパーティは カポエラー＠格闘ジュエル、シャンデラ＠気合の襷、ユキノオー＠命の珠、ブルンゲル＠水のジュエル という４匹固定。
何か見覚えがある４匹だなーと思っていたら、バトル奥義４にて俺が執筆させていただいた「霰トリパ」の記事を参考にして下さったそうです（親御さん曰く）。
自分の作ったパーティを参考にしたパーティが全国優勝する日が来るなんて思ってもいなかったので、とても嬉しかったですｗそりゃあもう自分のことのようにｗｗ
ちなみに以前このブログに載せた「ユウキトリパ2011」ではジュエルノオーになっていますが、バトル奥義の方には珠ウドハンノオーを載せています。
（後の考察によりこっちの方が強いと思ったので、ユウキトリパとしての結論も珠ノオー）。
霰トリパは全体攻撃が主体なのでプレイヤーの読み負担が重くなく、なおかつやることもある程度決まっていて分かりやすいので、ジュニアでも扱いやすかったようで。
ハワイでも使ってくれるかは分かりませんが、是非ユウキトリパで勝ち抜いて欲しいですね（
■シニア優勝：山本聖太くん
知ってる人は多いと思いますが、WCS2010世界チャンピオンのやまちゃー君。これで３年連続世界大会出場が決定したそうで。化け物かｗｗ
相変わらず安定した強さ。動画で見たけどしばらく会ってないうちにかなり成長しててびっくり。初めて会った時は声変わりする前の小学生だったのに（
使っていたパーティは ボルトロス＠オボン、メタグロス、ローブシン、ボーマンダ＠スカーフ、トリトドン＠リンド なんか というグッドスタッフ。
多分最後の枠はクレセかな。ボルトに威張るが入っていたのでラムグロス、キーブシンの可能性大。
基本は電磁波から制圧し、トリパ相手も挑発威張るボルト＋先制技持ち物理が強いので対応範囲は広め。今流行のボルト入りグッドスタッフの典型でしょうか。
２回目の世界制覇に期待がかかります。
■マスター優勝：升方覚さん
ネットでもオフでも名を知られているダブルの実力者風流さん（本名初めて知った）。個人的には優勝候補の筆頭は風流さんかアンニュイさんだと思っていました。
使っていたパーティは ボルトロス＠オボン、メタグロス＠ラム、ローブシン＠キー、サザンドラ＠ハバン、ロトム水＠眼鏡、クレセリア＠残飯 というグッドスタッフ。
やまちゃー君のパーティもこれと酷似していますが、現環境におけるボルト入りグッドスタッフの安定感がよく分かりますね。
「威張る」の貴公子である彼が使うことでのシナジーもハンパなさそうですｗ
歪みないプレイングで世界を獲ってきて欲しいですね。応援してます！
＊ ＊ ＊
生放送を見ていて、現地に応援に行っている観客の声援がかなり聞こえてきました。
正直すっげー楽しそうな雰囲気が伝わってきて、自分もその場にいたかったなーというのが本音です（大阪住んでればなー）。
今回の大会に参加したマスターの６人全員で「来年のWCS予選はオフラインにしてくれ」って意見をスタッフさんに出したらしいです。
こういう参加者の意見を前向きに検討してくれるといいなぁ。
やっぱり会場の盛り上がりを見ちゃうと、Wi-Fi予選だけじゃ全然物足りないです。来年はまた会場でWCSが出来ることを期待してます！
