こんばんは、ユウキです。
ポケモン公式から新たなインターネット大会「セイムダブルビート」が発表されたので、早速ですが軽く考察してみました。
【大会概要】
日時:8/13(金)9:00~8/16(月)8:59
ルール:ダブルバトル
同じポケモン、アイテム使用可
準伝説、一部御三家使用不可(詳細下記)
【使用禁止ポケモン】
7/29時点でのランクマダブルの使用率順に掲載。
★使用率(目安)
S 1~30位
A 30~60位
B 60~100位
C 100~150位
D 150位圏外
【環境考察】
①「いかく」持ちの減少
霊獣ランドロス、ガオガエンの禁止に伴い、強い「いかく」持ちが減る。
特にこの2匹が同居したW「いかく」の並びは汎用性がありつつ相性補完も取れていて、物理で崩すのは非常に困難だった。
物理エースを使う側からすれば、この2匹がいなくなるだけでかなり戦いやすい環境になるだろう。
逆に考えると「いかく」不在構築ではこれまでノーマークだった思わぬ物理エースに苦戦を強いられる可能性もあるため、なるべく代わりの「いかく」要員を入れるようにしておくと安心。
今回使用可能な「いかく」要員一覧は以下。
★「いかく」持ち
ウインディ、ケンタロス、ギャラドス
ハリーセン、カポエラー、クチート
ボーマンダ、レントラー、ムーランド
ワルビアル、ズルズキン
この中でもスペックが高いのはウインディ、ギャラドス、ボーマンダあたりか。
「ねこだまし」が出来るカポエラーやズルズキンもガオガエン不在の穴を埋めてくれそうだ。
②レジエレキ不在
使用率トップで環境に大きな影響を与えているレジエレキが不在。
特に超高速からの「エレキネット」により電気耐性を持たない「ダイジェット」要員が軒並み使いにくくなっていたが、それらがレジエレキの抑止力から解放されることとなる。
とは言え強い「ダイジェット」使いである霊獣ランドロスやファイヤーG、化身ボルトロス、サンダー等が使えないことには注意。
今回のルールで使える中でも性能の高い「ダイジェット」持ちをリストアップしておく。
★「ダイジェット」持ち
ドラパルト、トゲキッス、リザードン
エースバーン、キングドラ、カイリュー
ファイアロー、ギャラドス、ボーマンダ
③ウーラオス不在
強い格闘タイプの筆頭であるウーラオスがいなくなることにより、バンギラスやポリゴン2等の格闘弱点のポケモンが動きやすくなると考えられる。
ウーラオス以外で使用率上位に食い込む格闘タイプが少ない(使用率100位以内にフェローチェとコジョンドしかいない)ため、代わりになる格闘枠が不在のままではこれらの処理に手間取るだろう。
特にランドロスとウーラオス不在のガラルダブル環境で猛威を振るっていたバンギラス+ドリュウズが復権すると考えられるため、構築段階からマークしておく必要がありそうだ。
格闘枠としては少し前に結果を残して話題となったローブシンや、来期の伝説ありダイマなしダブルで人気のコジョンド等が生命線になって来るだろう。
カプ系不在のためズルズキンやジャラランガの復権に期待したいが、トゲキッスやニンフィアはいるので辛そう。
★格闘タイプ
コジョンド、ローブシン、カポエラー
ルカリオ、ズルズキン、ジャラランガ
番外編:エースバーン(リベロ)
まともな格闘が少ないため、格闘技を持ったエースバーンも格闘枠の有力候補。ただし上を取られているとバンギラスやドリュウズに弱い点は注意。
④カプ・レヒレ不在
強い「ミストメイカー」持ちのカプ・レヒレが禁止。
これが何を意味するかと言えば、「状態異常技の通りが非常に良くなる」ということ。
同様にコケコも禁止なので、催眠技を止める手段はかなり減ってしまう。
フシギバナ等の高速催眠にダイマックスを止められる展開が多発する可能性があるため、構築段階から催眠を始めとした状態異常への対策はしっかり練るべきだろう。
⑤しんかのきせき重複可
ポリゴン2、サマヨール、ピッピはそれぞれ非常に強力なサポート性能を誇るが「しんかのきせき」を1個までしか採用出来ない関係上、パーティ内に同居させるのは困難だった。
しかしながら今回のルールではポケモンもアイテムも重複可なので、ポリゴン2を何匹も採用したり、ポリゴン2やサマヨールとピッピの同居も可能となる。
他にもアイテム重複可による影響はあるものの、既存の常識では考えられなかった組合せが台頭する可能性がある。
様々な可能性を模索し、これまでにない強い組合せを発掘したいところ。
* * *
今回の記事は以上となります。最後までお読み頂きありがとうございました!
ご意見、ご質問があればコメント欄かTwitter(@yuki_rotom)に遠慮なくお願いします!
ではまたノシ