ユウキのめざめるパワー(氷)

ポケモンバトル考察

PJCS2018 レポート

アローラ!ユウキです。
今回は6/9に幕張メッセで開催されたライブ大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」の対戦レポートを書きたいと思います。
せっかく全国大会に出場したので、会場の雰囲気や楽しさを伝えられたらな、と思い筆を執りました。
会場の様子は勿論、対戦内容の詳細も自分用のメモも兼ねて記録しておきたいと思います。長いですがお付き合い頂けると幸いです。



【前日の流れ】
まず、出場選手は会場である幕張メッセに6/9の朝8:30に集合との案内がありました。
6/9は土曜日ですが、有給申請をしていない社会人は大体前日の金曜日も普通に仕事なので遠方からの参加者はまずここで第一関門が。
意識の高い社会人トレーナーの方は前日に有給を取ったり半休を取ったりして前日に幕張入りして宿泊していたようですが、私はこの時点では会社にポケモンの全国大会に出場することなど一言も言っておらず、また金曜日の午後に大事な打ち合わせも入っていたので会社を休むことは断念し、普通に働いてから土曜の朝に当日入りするプランでした。
前日まで色々な方に調整試合に付き合ってもらいましたが、程々にして22時頃には就寝。



【当日朝〜会場着】
住んでいるのがギリギリ関東地方ではあるものの幕張メッセまではかなり距離があるため、朝5:00過ぎの電車に乗って3時間掛けて行かなければならず、早起きが苦手な私にとってはそこが最大の関門でしたw
しかしそこは意識の高さを見せつけ、朝4:10に設定したアラームよりも前に目覚めて準備を済ませて予定通りの電車に乗れました。アラームが鳴る前に起こしてくれたのは愛猫のクッキーでした(寝てたら指ペロされて目が覚めた)。

▲当日持って行ったロトムドールに興味を示すクッキー


本来ならあやにも一緒に来てもらって応援してもらいたいところでしたが、出産予定日が1週間後に迫っている身だったので、遠出はせずにお留守番してもらいました。ナツキにもこの日はずっとお腹の中で待っているように再三お願いして、家を出ました。(もし途中で何かあったら対戦競技は棄権してすぐに家にとんぼがえりするつもりでしたが、内心ヒヤヒヤでしたw)


電車に揺られて3時間、育成は金曜日にあやに手伝ってもらって無事に終えていたので、行きの電車ではポケリフレをする等して精神統一&ポケモンとの絆を深めていました。
ユウキ「今日は頼むぜ、お前ら・・・!」

▲ピッピ(NN:なつピ)をナデナデする図


使用パーティ:滅びBIG-K withポリZ 〜ライブ大会PJCS2018 全国36位パーティ〜-ユウキのめざめるパワー(氷)


実はこの日使ったパーティのポケモンには家族の名前をつけており、「会場へは一人で行くけど、家族全員で戦うんだ!」という意気込みでしたw
メガゲンガー♀:あやゲンガー(奥さんであるあやの一番のお気に入りがゲンガー。Twitterアカウント名にもしている)
ガオガエン♂:クッキー(飼い猫のクッキー。うちの二番目の家族で猫ポケモンなので)
カプ・ブルル:カプ・ユウキ(自身を勝利の守り神にしたかった)
ジャラランガ♀:YUKI(♀で「ブレイジングソウルビート」を歌うので、歌手のYUKIをイメージしつつ地味にユウキ要素を入れた)
ピッピ♂:なつピ(当時お腹の中にいた長男ナツキの名前をピッピとくっつけた)
ポリゴンZ:ANSYS(シングル63のオフで優勝に導いてくれた永久保証ポリゴンZと同名。家族のネタが切れたのでゲン担ぎw)



【会場到着後】
幕張メッセに来るのは実は今回が初めて。印象はとにかくでっかい会場だなぁ!という感じ。
カード部門、ゲーム部門、ポッ拳部門のブース毎に入口が分かれていて、奥の方にあったゲーム部門の入口へ。

▲会場入り口にあったボード。大会の雰囲気を盛り上げてくれます!



▲会場内部の様子。広い!朝早い時間帯でも結構人がいました


今回の大会は特に入場制限もなく誰でも自由に出入りが出来るスタイルだったので、荷物検査や本人確認等なしで会場内まですんなり入れました。
このような会場開催の大会に出場選手として参加するのは2010年以来。2010年と言えば最後のオフライン予選大会が開催された年で、都道府県ごとに予選会場と日程が分かれていました。
当時はちょっと前にWCS予選会場に対するテロを示唆する脅迫メールの事件があったせいで、かなり警備が厳重だった印象(会場に入るのに身分証とポケモンだいすきクラブカードの提示、荷物検査があった)なので、今回は随分とギャップがありました。
サブイベントや物販も充実しており、例年よりもお祭り感が増してとても楽しい雰囲気でしたね。これは選手でなくとも観戦や応援、サブイベント目当てでも十分楽しめるイベントになっているのではないかと思いました。


会場右奥の方にゲーム部門マスターカテゴリ出場選手の受付があったので列に並び、名前を伝えて参加登録の処理を行いました。
自分の身分証明書だけでなく予選抜けしたソフトのゲームシンクIDも見せるように言われ、照合。
次に登録用DSとこちらのDSを赤外線通信してデータを送るような形で使用パーティの登録。
この時、担当してくれたお兄さんが赤外線通信の位置が良く分かっていなかったのか、3回くらい通信エラー吐いてその都度やり直しになり、一向に上手く行かないので「上の者を読んでくるのでちょっとお待ち下さい」と言われて待たされてました。いきなりすごく不安だったけど、何とか別の人が来て成功。色んな人に抜かされながら立って待ってたので精神的に疲れました(


さて、無事全ての処理が終わって気を取り直して対戦者の席の方へ移動。
この時点ではまだ対戦の組合せは決定しておらず、自由に席に着いていて下さいとのこと。適当に空いている席に荷物を置いて、知り合いのいる方へちょろちょろとお喋りしに行ってました。

▲対戦席の様子。メモ用紙とペンも準備されており対戦中のメモが可能!


第五世代までしかダブルバトルのオフには顔を出していない関係上、顔見知りも自然と古参の人だけになります。当日選手として参加していた中ではワイルド、げべぼ、勝海、シャロンビエラといった古くから活躍しているダブル勢の皆に「久しぶり〜」と挨拶し、最近のプレイヤーを紹介してもらったりもしましたwげべぼ、シャロン、勝海のところに行って話しているところをカード部門に参加していた微粒から「老害のつどい」と煽られたりしつつ、他にも応援席に駆けつけてくれていたきーる、しゃなぽけさんと挨拶したり、シングル仲間のパゲ、クロノ、こばると(寝坊で遅刻)とも談笑。


知らない人も沢山いて緊張する〜と思ったけど、やっぱり知り合いと話すとめちゃくちゃ緊張が解れるので、ぼっち参戦する人がいたら是非事前に知り合いを呼んでおくといいと思いました。


そんなこんなで時間を過ごしているとあっという間に着席時刻になり、対戦の組み合わせが発表になりました。



スイスドロー予選】
まずは当日の対戦競技参加者101名によるスイスドロー予選。
受付で渡された名札には受付番号が記されており、その番号と名前で組合せ表の中から自分の対戦相手を探すような形でした。
組合せは会場にも紙で張り出されるのですが、いかんせん紙がそこまで巨大ではなく人が集まると見づらいため、配られた名札の裏にあるQRコードをスマホで読み取ると専用サイトに飛んで、そこからも随時組合せが確認出来るというハイテク仕様でした。かがくの ちからって すげー!


スイスドロー予選の対戦数は最大7戦で、上位32名が決勝トーナメントに進出。
ボーダーは5勝2敗で確定抜け、4勝3敗だとオポネント次第では抜け、と言った感じ。目指すは勿論予選抜けなので5-2を目指して頑張るぞ!



以下、スイスドロー予選の各対戦(全7戦)の対戦レポートとなります。
対戦内容については常体で書きます。



【対戦レポート】
■1戦目 シリルさん ×
シリル:バンバドロ ミミッキュ メガボーマンダ カプ・レヒレ (ユキノオー ガオガエン
ユウキ:ゲンガー ガオガエン カプ・ブルル ピッピ
配信録画:https://abema.tv/video/episode/392-93_s1_p1


何と初戦でいきなり配信台を引く。せっかくなので勿論OKを出して、2人でステージ上へ。対戦席に着席。
当日朝にサントスさんにTwitterで「もし配信引いたら解説よろしくお願いします!」的な挨拶をしてたばかりだったのだが、こんなに早く実現するとは・・・wテーブルに置いたヒートロトムドールのお陰でサントスさんに気付いてもらえたw
席にはメモ用紙とペンが置いてあり、これら公式側の貸出品に限り対戦中のメモがOKというルールだった。普段対戦する時はノートにメモを取りながらなので、いつもの感覚でやれるのは大変ありがたい。「ほろびのうた」のターン等を数えたりする点に関しては今ではDSの下画面にも表示があるが、その機能が実装されるより遥か昔からの習慣なので、今でも紙に書いた方が頭の中が整理しやすいのだ。
次にヘッドフォンを渡されて装着すると対戦BGMが大音量で流れており、周囲の音が全く聞こえない状態になった。対戦BGM、自分でいつも選んでるやつが良かったけど、全国大会は固定なのね・・・残念!
スタッフの対戦開始の合図を見て、いざ対戦へ。



▲握手をして、いざ勝負!



▲選出画面。見た瞬間に絶望しているところ


実はこの並びは試運転段階でもボコボコにされた系統のパーティで、苦手過ぎて対策を考えるも、使用者がほとんどいないことから当たらないことを祈り対策を切ったまま本番を迎えたのである。
基本的にこのパーティはミミッキュが重いのだが、ミミッキュやレヒレを処理するためのブルルやメガゲンガーボーマンダバンバドロに弱く、ボーマンダバンバドロを抑えるために選出したいジャラランガも2枚フェアリーのせいで役に立たない。そこでポリゴンZか滅びルートを選びたいが、ミミッキュは〔かげふみ〕無効で滅びに強いしユキノオーがいるとポリゴンZを出しても全抜きは難しい・・・と八方塞がりである。
そんなパーティと初戦で、しかも配信台で当たってしまう運の悪さを呪いつつ必死で選出を考えるも、時間が迫っており時間切れ寸前で選択完了。



●T1
ガオガエンねこだまし」→バンバドロ
ゲンガーメガシンカ「ほろびのうた」
バンバドロ「10まんばりき」メガゲンガー倒れた
ミミッキュトリックルーム
ユウキはカプ・ブルルを繰り出した
ほろびのカウント3 トリックルーム


選出がそもそも間に合ったのかが怪しかったので控えを確認。そうこうしているうちに選択時間がまたギリギリになってしまい、焦りながらガオガエンは「ねこだまし」をバンバドロに選択・・・した直後に「あ、これ〔せいしんりょく〕だったら負けじゃん」と思い返すも手遅れ。そのまま〔いかく〕込でもメガゲンガーが『こだわりハチマキ』+「10まんばりき」で貫かれてしまい倒れる。1ターン目にして勝ち筋がもうほぼなくなる。\(^o^)/オワタ


●T2
バンバドロボーマンダ交代〔いかく〕でブルル・ガオガエンのこうげきダウン
ミミッキュ「まもる」
ガオガエンフレアドライブ」→ボーマンダ やけど
カプ・ブルルウッドハンマー」→ミミッキュ 守るで失敗
ほろびのカウント2 トリックルーム


メガゲンを失い、メインの勝ち筋がなくなる。後はワンチャンスでボーマンダではなくユキノオーが選出されていることを祈るのみだったが、マンダが選出されたのでブルルとガオガエンだけでマンダを処理しなければならないことに。運よく火傷を引いたがそれでもかなり厳しい。


●T3
カプ・ブルル→ピッピに交代
ガオガエンフレアドライブ」→ミミッキュ 〔ばけのかわ〕剥がれる
ミミッキュミミッキュZ」→ピッピ HP60%程度削れる
ボーマンダメガシンカ「おんがえし」→ピッピHP30%程度削れる
ほろびのカウント1 トリックルーム


ミミッキュ、マンダの集中攻撃でブルルを落とされると詰みなのでピッピに交代で受ける。ギリギリ耐える。


●T4
ミミッキュバンバドロに交代
ピッピ「まもる」
ガオガエン「とんぼがり」→バンバドロ ブルルに交代
メガボーマンダりゅうのまい


ほろびラストターンなのでガオガエンは引っ込めるための「とんぼがえり」を同様に引っ込むであろうミミッキュ方向に。ピッピはやることがほぼないので盤面に残すため「まもる」を使用した。メガボーマンダに「りゅうのまい」を使われ、トリル切れ後にブルルの上を取られるようになってしまい、ますます処理が難しくなる。


●T5
ピッピ「このゆびとまれ
バンバドロ「ヘビーボンバー」→ピッピ ピッピは倒れた
カプ・ブルルウッドハンマー」→バンバドロ バンバドロは倒れた
メガボーマンダ「おんがえし」→カプ・ブルル カプ・ブルルは倒れた
トリックルーム切れ
ユウキはガオガエンを繰り出した
シリルはカプ・レヒレを繰り出した


バンバドロはブルルに打点を持つため、倒されないようにピッピで「このゆびとまれ」をした隙にバンバドロを処理。マンダのために「いわなだれ」を選ぶと今度はバンバドロに無双されてしまうので仕方なく「ウッドハンマー」を選ぶも、マンダの「おんがえし」でブルルを処理される。


●T6
メガボーマンダ「はねやすめ」
カプ・レヒレハイドロポンプ」→ガオガエン 攻撃は外れた
ガオガエンフレアドライブ」→カプ・レヒレ


●T7
メガボーマンダ「おんがえし」→ガオガエン
カプ・レヒレハイドロポンプ」→ガオガエン ガオガエンは倒れた


せっかくの配信なのにほとんどいいとこなしの試合となって恥を晒したので悲しくなったが、ここまで清々しい負け方だともはや笑うしかないので逆に吹っ切れて、緊張は全くなくなった。もう怖いものなんてない!w



■2戦目 Tommyさん ×
Tommy:ガオガエン メガボーマンダ カプ・コケコ カプ・ブルル (ジャラランガ ゲンガー)
ユウキ:ゲンガー ピッピ カプ・ブルル ジャラランガ


2戦目はジャラランガ入りのミラーマッチ。相手にはボーマンダ、コケコ、ブルルがいるのでかなりジャラランガに厚い。
しかしこちらも相手ジャラランガを意識するとジャラランガ入りの選出で組み立てるのが無難なので、ジャラランガを通すかゲンガーで相手を倒すか選べる選出に。


●T1
ピッピ「このゆびとまれ
ゲンガーメガシンカ「ほろびのうた」
ボーマンダメガシンカ「おいかぜ」
相手ガオガエン「とんぼがえり」→カプ・コケコに交代
ほろびのカウント3 おいかぜ1


初手はどちらも迅速な処理が難しい並びなので滅びルートを選択。相手のボーマンダが「おいかぜ」を選んでいたのでダメージをほぼ追わずにマンダの処理を確定させる。


●T2
メガゲンガー&ピッピ「まもる」
カプ・コケコ「ボルトチェンジ」守られて失敗
メガボーマンダハイパーボイス」守られて失敗
ほろびのカウント2 おいかぜ2


滅びターンと「おいかぜ」ターン稼ぎで安定の両守る。


●T3
ピッピ「このゆびとまれ
カプ・コケコ「ボルトチェンジ」→ガオガエンに交代
メガボーマンダすてみタックル」 ピッピは倒れた
メガゲンガーヘドロばくだん」→ガオガエン
ほろびのカウント1 おいかぜ3
ユウキはジャラランガを繰り出した


前のターンに「ハイパーボイス」を見ていたのでジャラランガを交代で出すか迷ったが「すてみタックル」を選ばれたらジャラランガを失うので・・・と考えてゲンガー居座りつつ「このゆびとまれ」。どうせ「このゆびとまれ」を選ぶならゲンガー→ジャラランガに交代しながらピッピを倒させて次ターンにメガゲンガーを死に出しするのもありだが、前ターン同様「ハイパーボイス」だった場合にピッピが生存すると〔かげふみ〕を維持出来ずに相手メガマンダを処理出来ないので、それだけは避けたいとゲンガー居座り。マンダ方向に攻撃してもアドが取れないのでコケコ方向に攻撃して、ガエンに削りを入れる。


●T4
メガゲンガーカプ・ブルルに交代
自分ジャラランガ「まもる」
相手ガオガエンねこだまし」→ジャラランガ 守られて失敗
メガボーマンダすてみタックル」→カプ・ブルル カプ・ブルルは倒れた
ほろびのカウントが0になった メガボーマンダは倒れた
相手の「おいかぜ」が止んだ
ユウキはメガゲンガーを繰り出した
Tommyはカプ・コケコを繰り出した


滅び・「おいかぜ」のラストターン。ここでメガゲンガーを居座らせた場合、メガゲンも滅びで倒れてしまう。
その場合、相手の控えにいるコケコとこちらのブルルを同時に死に出しすることになり、こちらのブルルが『こだわりスカーフ』である関係でフィールドはエレキフィールドになってしまう。エレキフィールド下では相手コケコをブルルの「ウッドハンマー」1発では縛れないので、こちらのジャラランガが「マジカルシャイン」で縛られてしまう。また、相手のラスト1匹がジャラランガカプ・ブルルの可能性を考慮すると、自分の「ブレイジングソウルビート」を交代で防がれる可能性も高い。
これらを考慮すると、この時点での一番の勝ち筋は自分のジャラランガを通すことだったので、相手の交代を封じつつジャラランガを通すためにメガゲンは失ってはならないということで、ブルルを犠牲にしてでもゲンガーを控えに戻した。
相手はきちんとゲンガー方向に「すてみタックル」を選んでおり、ブルルを失う。さぁ、後はコケコとの同速ゲーに全てが託される・・・


●T5
カプ・コケコ「マジカルシャイン」 ジャラランガは倒れた
メガゲンガーヘドロばくだん」→カプ・コケコ カプ・コケコは倒れた
ガオガエンフレアドライブ」→メガゲンガー
Tommyはカプ・ブルルを繰り出した


勝負の分かれ目。前ターンに色々考えた結果、ここでメガゲンがコケコに同速勝負を仕掛けて勝つことが勝利の条件で最も可能性が高いので、賭けに出るしかない。
お互いに祈りを捧げながら技選択を終わらせたが・・・先に動いたのは相手のコケコ。ジャラランガを失ってこちらはメガゲン1匹となりほぼ負け。


●T6
カプ・ブルルウッドハンマー」→メガゲンガー メガゲンガーは倒れた


最後は『こだわりスカーフ』ブルルに上から殴られて終了。うーん、やはり「ブレイジングソウルビート」を通せさえすればジャラランガで勝てていたなぁ・・・。


反省点は1つ。T5に同速ゲーを仕掛けるしかないのであれば、ジャラランガで2連「まもる」を選ぶべきだった。対戦相手のTommyさんのコケコは『こだわりメガネ』であったため、仮に2連「まもる」が読めたとしても突っ張るしかなく、対戦終了後にも「あそこで2連まもるされるのだけは嫌でしたね〜」と言われ、選んでおけば50%の勝ち筋を65%にまで引き上げることが出来たと気付いて後悔した。結果だけ見れば五分の確率ゲーで負けた試合であるが、自身の選択次第で確率を上げられたのにそれを選ばなかったのであれば実力負けと相違ない。これは肝に銘じておきたい。
2敗してほぼ後がなくなり、緊張はないものの気を引き締めて次戦に臨もうと決意。



■3戦目 てるるんさん ○
てるるん:ウルガモス メガカメックス ズルズキン カプ・コケコ (カミツルギ クレセリア
ユウキ:ゲンガー ガオガエン ピッピ ブルル


昨年度の日本ベスト8のてるるんさん。朝の対戦相手が決まる前の時間にご挨拶させてもらったばかりだったのだが、早くも対戦出来るとはw
しかしこの大事な局面で強者を引いてしまうかー。でも負けられないな!
カメツルギ系統には滅び展開が刺さるので、それを狙った選出。最後の枠はコケコとカメに刺さるブルル。


●T1
カメックスズルズキンに交代
ガオガエンねこだまし」→ウルガモス
ゲンガーメガシンカ「ほろびのうた」
ウルガモスは怯んで動けない
ほろびのカウント3


選出時の思考通り初手から「ほろびのうた」を狙っていく。ウルガモスに「ちょうのまい」を積まれると厄介なので止めに行くと相手カメックスズルズキンに引っ込んだので無償で「ほろびのうた」が決まる。ニヤリ。


●T2
メガゲンガーガオガエン「まもる」
ウルガモスちょうのまい
ズルズキン「はたきおとす」→メガゲンガー 守られて失敗
ほろびのカウント2


とりあえず安定の両「まもる」でターン稼ぎ。


●T3
メガゲンガー→ピッピに交代
ウルガモスかえんほうしゃ」→ピッピ
ガオガエン「とんぼがえり」→メガゲンガーに交代
ズルズキン「ほえる」→メガゲンガー ガオガエンが引きずり出された
ほろびのカウント1


やけにすんなり初手で滅びが通ったと思ったらしっかり「ほえる」ズルズキンで対策されていて涙目。そういうことだったかー。。。
メガゲンガーを場から退けられてしまい、〔かげふみ〕を維持出来ず。完全にしてやられた。


●T4
ウルガモスカメックスに交代
ズルズキン→カプ・コケコに交代
ピッピ「まもる」
ガオガエン「とんぼがえり」→メガゲンガーに交代


ここはウルガモスを居座らせると相手は滅んでしまうので交代するだろうということで、交代読みガオガエンの「とんぼがえり」で対面を作り直す。相手はカメコケコにダブル交代。こちらは無償でメガゲンを出せたので悪くない対面。


●T5
ピッピ→カプ・ブルルに交代
メガゲンガー「まもる」
カプ・コケコ「エレキネット」
カメックスメガシンカ「しおふき」


ここで下手にコケコに同速ゲーを仕掛けてメガゲンを失うと相手のウルガモスの処理が一気に辛くなるため、コケコの強化アイテムを考慮して一旦フィールドを書き換えるためブルルに交代。うまくブルルを繰り出せれば次ターンに両縛りの盤面を作れると思ったが、何と「エレキネット」が飛んできた。
ブルルの『こだわりスカーフ』を無効化された上に、グラスフィールドの発動順でメガカメックスがこちらのブルルより速いことが発覚。臆病メガカメとは・・・これでは次ターンブルルが縛られてしまう。


●T6
メガゲンガー→ピッピに交代
カプ・コケコ「エレキネット」
メガカメックスれいとうビーム」 ブルルはギリギリで耐えた
カプ・ブルルウッドホーン」→メガカメックス メガカメックスは倒れた
てるるんはウルガモスを繰り出した

ここが勝負所。メガゲンを居座ってコケコを処理しにかかるか迷ったが、メガカメに「あくのはどう」があった場合はコケコを処理したターンにこちらのメガゲンを失い、ウルガモスを通されて負ける可能性があったのでここはゲンガーを温存するためピッピに交代。ブルルに攻撃が飛んできた場合でも〔フレンドガード〕の効果で生存させられればOKと考えた。
相手はブルルに「れいとうビーム」を選んでおり、祈りまくるとギリギリで耐えてくれて反撃の「ウッドホーン」でメガカメを処理。ここでの生存はでかい!


●T7
カプ・ブルルガオガエンに交代
ピッピ→メガゲンガーに交代
カプ・コケコ「ボルトチェンジ」→ズルズキンに交代
ウルガモスちょうのまい


草技で固定したブルルが思いっきりウルガモスに起点にされてしまうので、すぐさま両方交代で「ほろびのうた」を撃ちに行く構え。相手はコケコの「ボルトチェンジ」でズルズキンを合わせてくる。こちらのガオガエンだけ〔いかく〕が入っており、きつい。


●T8
ガオガエン→ピッピに交代
メガゲンガー「まもる」
ズルズキンねこだまし」→ピッピ
ウルガモスかえんほうしゃ」→メガゲンガー 守られて失敗


ここはガオガエンズルズキンが互いに「ねこだまし」を選べるターンだが、こちらのガオガエンがすばやさで負けていた場合に先手「ねこだまし」でガオガエンを止められてウルガモスの攻撃をメガゲンガーに当てられると『ホノオZ』や急所だった場合そのままゲームセットなので、メガゲンを絶対に行動させるために一度「まもる」を使いながらピッピを繰り出した。目論見通り、無事にほぼ無償で対面を作り直せた。


T9
ピッピ「このゆびとまれ
ウルガモスかえんほうしゃ」→ピッピ
メガゲンガー「ほろびのうた」
ズルズキン「はたきおとす」→ピッピ ピッピは倒れた
ほろびのカウント3
ユウキはガオガエンを繰り出した


ここは「このゆびとまれ」でメガゲンを守りつつ2回目の「ほろびのうた」を確実に決めに行く。この「ほろびのうた」をズルズキンの「ほえる」で処理されずに通し切ることがこの時点での勝ち筋なので、数ターン先の展開まで時間一杯必死に考えていた。


●T10
ガオガエンねこだまし」→ウルガモス
ウルガモスは怯んで動けない
メガゲンガーヘドロばくだん」→ズルズキン
ズルズキン「けたぐり」→ガオガエン
ほろびのカウント2


とりあえずズルズキンはまだ「ほえる」を使わないだろうと考えてウルガモスを止めておく。


●T11
メガゲンガーカプ・ブルルに交代
ウルガモスかえんほうしゃ」→カプ・ブルル カプ・ブルルは倒れた
ガオガエン「とんぼがえり」→メガゲンガーに交代
ズルズキン「はたきおとす」→メガゲンガー
ほろびのカウント1
ユウキはガオガエンを繰り出した


ここでメガゲンで「まもる」のは安定のように見えるがそれを読まれて「ほえる」を通されると一気に厳しくなるため、「ほえる」をされてもいいように「まもる」を挟まずにブルルに交代。メガゲンのいたところに飛んできた「かえんほうしゃ」でブルルが倒され、ガオガエンの「とんぼがえり」からメガゲンを繰り出す。相手は「ほえる」でなく殴ってきたが〔いかく〕が入っており余裕を持ってメガゲンが「はたきおとす」を耐える。
仮にこのターン「ほえる」をされていても、ブルルが倒されたのならガオガエン「とんぼがえり」→メガゲンガーが「ほえる」を受けてガオガエンに強制交代→ブルルのいた場所に死に出しメガゲンガーで問題なくガエンゲンガーの並びを作れるのでOK。


●T12
メガゲンガー「まもる」
ガオガエンねこだまし」→ズルズキン
ウルガモスかえんほうしゃ」→メガゲンガー 守られて失敗
ズルズキンは怯んで動けない
ほろびのカウントが0になった ウルガモスは倒れた ズルズキンは倒れた
てるるんはカプ・コケコを繰り出した


ガオガエンを無事に滅び最終ターンに繰り出せたので「ねこだまし」でズルズキンの「ほえる」を封じて相手2匹を滅ぼすことに成功。数ターン前からこの勝ち筋しかないと思い、少ない制限時間内に導き出したにしては上出来の立ち回りだった。


ここで対戦の制限時間15分が経過し、残り匹数こちらが2匹、相手が1匹で判定勝ち。非常にアツく、手に汗握るバトルだった。個人的にこの日のベストバウト。連敗を2でストップし、何とか望みを繋いだ。



■4戦目 コスモさん ○
コスモ:ウツロイド メガボーマンダ クレセリア ラランテス (ジャラランガ カプ・コケコ)
ユウキ:ゲンガー ガオガエン ピッピ ジャラランガ


1-2の状態で依然後がないが、ここでまたジャラランガ入りミラー。
相手にメガゲンガーがいないので、滅び展開も視野に入れた先発から相手ジャラランガにも隙を見せない後発ピッピ+ジャラランガとした。


●T1
ガオガエンねこだまし」→メガボーマンダ
メガゲンガー「ほろびのうた」
ボーマンダメガシンカ 怯んで動けない
ウツロイドトリックルーム
ほろびのカウント3 トリル1

初手「ほろびのうた」に対して相手が選んだのが「トリックルーム」だったのでノーダメージで滅び展開に成功。


●T2
メガゲンガーガオガエン「まもる」
ウツロイドヘドロばくだん」守られて失敗
メガボーマンダハイパーボイス」守られて失敗
ほろびのカウント2 トリル2


滅びとトリルのターン稼ぎで安定の両「まもる」。


●T3
メガゲンガー→ピッピに交代
ガオガエン「とんぼがえり」→メガゲンガーに交代
ウツロイド「パワージェム」→ピッピ
メガボーマンダすてみタックル」→ピッピ ギリギリで生存
ほろびのカウント1 トリル3


滅びリセットのためメガゲンを引っ込めつつ「とんぼがえり」。メガゲンがいた方向に集中攻撃が来ていたがピッピがギリギリで耐えてくれて、次以降の展開がかなり楽になる。


●T4
メガゲンガー&ピッピ「まもる」
ウツロイドヘドロばくだん」守られて失敗
メガボーマンダハイパーボイス」守られて失敗
ほろびのカウントが0になった ウツロイドは倒れた メガボーマンダは倒れた トリル4
コスモはクレセリアラランテスを繰り出した


両「まもる」で2匹を処理することに成功。まだトリルターンが残っている。


●T5
ピッピ「このゆびとまれ
ラランテスリーフブレード」→ピッピ ピッピは倒れた
クレセリア「こごえるかぜ」→メガゲンガー
メガゲンガー「ほろびのうた」
ほろびのカウント3 トリル切れ
ユウキはジャラランガを繰り出した


ここはピッピでメガゲンを護衛しつつ「ほろびのうた」2回目を決めに行く。『エスパーZ』クレセリアだけが怖いが、ガオガエンが控えているのもあり撃ちづらいだろう、最悪ジャラランガを通せばいいと考えて突っ張ると無事「ほろびのうた」が通る。トリルが切れる。


●T6
メガゲンガーヘドロばくだん」→ラランテス ラランテスは倒れた
ジャラランガブレイジングソウルビート
クレセリアトリックルーム
ほろびのカウント2 トリル1


ここはトリルをされてもガオガエンの「ねこだまし」で時間を稼げばいいだけなので、守られてもいいのでラランテス集中。無事に処理に成功。


●T7
メガゲンガーガオガエン
ジャラランガ「まもる」
クレセリアサイコキネシス」→ガオガエンには効果がない
ほろびのカウント1 トリル1


ガオガエンでターンをうまく稼いで詰め。


●T8
ガオガエンねこだまし
クレセリアは怯んで動けない
ジャラランガの「スケイルノイズ
ほろびのカウント0 クレセリアは倒れた


最後はクレセを滅ぼして勝ち。トリル展開には滅びゲンガエンが非常に刺さる。しかしジャラランガミラーは相手は出して来ないなぁ・・・
何とか2連勝で2-2まで持ち直した!



■5戦目 びゅんぱさん ○
びゅんぱ:ウツロイド ジュカイン ガオガエン カプ・レヒレ (テッカグヤ ランドロス
ユウキ:ゲンガー ガオガエン ピッピ ポリゴンZ


ここで珍しいポケモンジュカイン入りとマッチング。メガシンカ可能なのがジュカインしかいないので高確率で選出されるだろう。
ジャラランガを通そうにもレヒレがおり、レヒレの処理を狙いたいブルルを通すのにもガオガエンテッカグヤランドロスあたりが邪魔なのでジャラブルルでのビートダウンは難しいと判断。逆にメガジュカインさえ処理してしまえばポリゴンZで制圧出来そうだったので、この日初のポリZ選出。


●T1
ジュカインメガシンカファストガード
ゲンガーメガシンカヘドロばくだん」→メガジュカイン メガジュカインは倒れた
ウツロイド「パワージェム」→メガゲンガー
ガオガエン「とんぼがえり」→ピッピに交代
びゅんぱはガオガエンを繰り出した


初手「ねこだまし」警戒で「ファストガード」を選んだジュカインを「ヘドロばくだん」で処理に成功。バルドルさんの記事でジュカインが「ファストガード」を覚えることを頭に入れていた自分、GJ。
ジュカインがいなくなったことで後発ポリZを通すプランがかなり近づく。


●T2
ピッピ→ガオガエンに交代
メガゲンガー「まもる」
ウツロイドヘドロばくだん」→ガオガエン
相手ガオガエンフレアドライブ」→メガゲンガー 守られて失敗


ピッピを簡単に失いたくないので、すぐにピッピをガオガエンに交代。相手に〔いかく〕を入れつつメガゲンを「まもる」で対面リセット。


●T3
自分ガオガエンねこだまし」→ウツロイド
メガゲンガー「ほろびのうた」
ウツロイドは怯んで動けない
相手ガオガエン「はたきおとす」→メガゲンガー メガゲンガーは倒れた
ほろびのカウント3
ユウキはポリゴンZを繰り出した


ウツロイドが重いので滅びで処理しにかかる。そのターンにメガゲンがやられてしまうが、ポリZの起点を作れたと思えばOK。


●T4
相手ガオガエンカプ・レヒレに交代
自分ガオガエン→ピッピに交代
ウツロイド「まもる」
ポリゴンZ「テクスチャーZ」
ほろびのカウント2

ピッピで〔フレンドガード〕を展開しつつポリZで「テクスチャーZ」。相手が攻撃していなかったので無償で決まり、かなり有利な流れに。


●T5
ウツロイドガオガエン
ピッピ「てだすけ」
ポリゴンZ「10まんボルト」→カプ・レヒレ カプ・レヒレは倒れた
ほろびのカウント1
びゅんぱはウツロイドを繰り出した


前ターン「まもる」を使ったウツロイド側に攻撃したいところだが、それを読まれて「くろいきり」をされても厄介なのでレヒレを処理しにかかる。最悪ウツロイドは殴らなくても滅びで倒せるため、いずれ引っ込むだろうと放置。


●T6
自分ピッピ→ガオガエンに交代
ポリゴンZ「まもる」
相手ガオガエンねこだまし」→ポリゴンZ 守られて失敗
ウツロイドトリックルーム


あからさまな「ねこだまし」+「トリックルーム」に対抗するための一手。


●T7
自分ガオガエンねこだまし」→ウツロイド
相手ガオガエン「けたぐり」→ガオガエン急所 HP66
ポリゴンZ「10まんボルト」→ウツロイド ウツロイドは倒れた


ウツロイドを処理して、相手がガオガエンのみとなりここで降参。ポリゴンZが非常に良い活躍を見せてくれた。
3-2に巻き返して、一気に息を吹き返す。



■6戦目 コウヘイさん ○
コウヘイ:ギルガルド メガガルーラ ランドロス カプ・レヒレ (サンダー ヒードラン
ユウキ:ゲンガー ガオガエン ピッピ カプ・ブルル


本日初のガルーラスタン。基本的にメガゲンで広い範囲を見られるので、初手からメガゲンを出して行き取り巻きでその行動回数を確保する形の選出。


●T1
ガルーラメガシンカねこだまし」→ガオガエン
ゲンガーメガシンカシャドーボール」→ギルガルド HP25%弱まで削れる
ギルガルド「みがわり」HP足りず失敗
ガオガエンは怯んで動けない


この初手に対して両方「まもる」や交代で「ねこだまし」をやり過ごす立ち回りをするとギルガルドに「みがわり」を残された場合に非常に辛いので、どちらも動かしてギルガルド方向に集中。ガオガエンを止められるも、メガゲンの「シャドーボール」がギルガルドに入り、HPを削ったお陰で「みがわり」を失敗させて一気に流れを掴む。


●T2
ギルガルド「キングシールド」
メガガルーラ「ふいうち」→メガゲンガー HP50%強まで削れる
メガゲンガーシャドーボール」→ギルガルド 守られて失敗
ガオガエンフレアドライブ」→メガガルーラ HP60%程度まで削れる


ギルガルドメガゲンガーで縛っているので、動かれても倒せるように「シャドーボール」を選びつつガオガエンメガガルーラに削りを入れる。


●T3
ギルガルドランドロスに交代
メガゲンガーシャドーボール」→ランドロス HP50%程度まで削れる
メガガルーラすてみタックル」→ガオガエン HP60%程度まで削れる
ガオガエンフレアドライブ」→ランドロス HP5%程度まで削れる


ここはメガガルの「ふいうち」急所やギルガルドの「かげうち」があってもギルガルドを処理出来るように集中。交代で出てきたランドロスに集中攻撃が入るも、ギリギリ耐えられてしまう。この出し方は『こだわりスカーフ』だよなぁ・・・


●T4
メガゲンガー「まもる」
メガガルーラ「ふいうち」→メガゲンガー 失敗
ランドロス「だいちのちから」→ガオガエン HP5%で耐える→『フィラのみ』発動
ガオガエン「とんぼがえり」→ランドロス ランドロスは倒れた ガオガエン→ピッピに交代
コウヘイはカプ・レヒレを繰り出した


相手のランドロスの型を『こだわりスカーフ』と断定するも、物理か特殊か、及びどちらに攻撃が飛んでくるかは分からないので悩ましい場面。ここはメガゲンガーを残したかったのでメガゲンで「まもる」を使いつつガオガエンを動かしたが、二択に負けて「だいちのちから」をガオガエン方向に通されてしまう。しかしガオガエンがギリギリで耐えてくれて、ランドロスの処理に成功。これは大きい。良くやった、ガオガエン


●T5
ピッピ「てだすけ」
メガゲンガーヘドロばくだん」→カプ・レヒレ カプ・レヒレは倒れた
メガガルーラすてみタックル」→ピッピ


ここは「ふいうち」をされても〔フレンドガード〕で余裕で耐えられるので強気にレヒレ方向に「てだすけ」+「ヘドロばくだん」で集中。無事通ってレヒレを一撃で処理。
相手の残りが削れたギルガルドメガガルーラメガゲンガー+ピッピの並びを崩せないと判断したのか、降参。


初手の動きの噛み合いと、中盤ガオガエンランドロスの攻撃を耐えてくれたのが大きかった。
開幕2連敗から怒涛の4連勝で4-2で最終戦へ。予選抜けの確定ラインは5-2なので、最後は勝ちたい・・・!



■7戦目 なさにえるさん ×
なさにえる:モロバレル メガバンギラス ガオガエン カプ・レヒレ (メタグロス ランドロス
ユウキ:ガオガエン ピッピ ポリゴンZ ゲンガー


終戦は互いに4-2同士の負けられない戦い。お相手は私のことを前から知って下さっていたというなさにえるさん。こちらも名前を伺ったことがあるので、試合後にフォロー返しさせて頂いた。
相手のパーティはここに来て純正のレヒレグロス。この日初めてのグロス入りだったが、対レヒレグロスの勝率は悪くないためまずは一安心。
相手の初手をモロバレルメタグロスと断定して、こちらガオガエン+ピッピで「しんぴのまもり」を貼ってからポリゴンZの展開を狙う構え。


●T1
ガオガエンねこだまし」→バンギラス
バンギラスメガシンカ 怯んで動けない
モロバレルの「キノコのほうし」
ピッピはぐうぐう眠っている(1回目)


想定した並びではなかったが、やることは変わらないので「ねこだまし」で隣を止めつつ「しんぴのまもり」を選択。選択終了後に何やらなさにえるさんがお祈りのポーズ。これはモロバレルのすばやさラインが際どいのか・・・?
こちらのピッピもS4振りピッピ(S56)意識のモロバレル(S57)まで意識して大分高めに設定している(S59)から自信はあったのだが・・・相手のモロバレルが先に動いて「キノコのほうし」が決まる。残念、上には上がいた。


●T2
ガオガエン「まもる」
メガバンギラスいわなだれ」 ピッピHP115/177
モロバレル「キノコのほうし」→ガオガエン 守られて失敗
ピッピはぐうぐう眠っている(2回目)


正直初手のモロバレルとピッピのすばやさ負けだけで降参レベルなのだが、最終戦だし勝ちを早々に諦める訳には行かないので即起き祈願で再度「しんぴのまもり」を選択。無情にも寝ているピッピ。とりあえずバンギラスに「りゅうのまい」がないようなので一安心。


●T3
ピッピは目を覚ました 「このゆびとまれ
メガバンギラスいわなだれガオガエンHP115/202 ピッピHP64/177
ガオガエン「とんぼがえり」→メガバンギラス HP70%まで削れる ガオガエン→ポリゴンZに交代
モロバレル「キノコのほうし」→ピッピ


ピッピが目を覚ましてくれて、ガオガエンを動かしつつポリゴンZを場に出すことに成功。何とかここから隙を作ってポリゴンZを通しに行きたいが、針の穴を通すしかない。


●T4
ピッピ→ガオガエンに交代
ポリゴンZ「まもる」
メガバンギラスいわなだれ」 ガオガエンHP49/202まで削れる→『フィラのみ』発動
モロバレル「キノコのほうし」→ガオガエン


ポリゴンZの積むチャンスを作るべく、既に眠っているピッピをガオガエンに下げながらポリゴンZで「まもる」。このターンにポリゴンZを放置は出来ないはずだから、ポリゴンZ方向に「キノコのほうし」や「クリアスモッグ」が飛んで来るだろう・・・、そうすれば次ターン「ねこだまし」+「テクスチャーZ」でテンポを掴めるかと思いきや、相手はピッピ方向に再度「キノコのほうし」を選んでおり、思わず「上手い!」と言葉が漏れてしまったwここは素直に相手の立ち回りが一枚上手だった。ますます厳しい展開。


●T5
ポリゴンZ→ピッピに交代
ガオガエンはぐうぐう眠っている(1回目)
メガバンギラスいわなだれ」 ピッピHP36/177 ガオガエンHP89/202
モロバレル「キノコのほうし」→ピッピ 既に眠っている
砂嵐がおさまった


ここはポリゴンZを寝かされるとほぼ負けなので、細い勝ち筋を辿るために再度ピッピに交代。そろそろ「いわなだれ」外してくれないかなーと思うが普通に全部命中。しかし〔いかく〕2回と〔フレンドガード〕のお陰でダメージはかなり抑えられておりどちらも生存。


●T6
メガバンギラスいわなだれ」 ピッピHP6/177 ガオガエンHP44/202
モロバレルヘドロばくだん」→ガオガエン ガオガエンHP10/202
ガオガエンは目を覚ました ガオガエン「とんぼがえり」→メガバンギラス ガオガエン→ポリゴンZ交代
ピッピはぐうぐう眠っている(1回目)


ここでガオガエンが最速起きしてくれることを祈って「とんぼがえり」選択。無事「いわなだれ」を耐えつつポリゴンZを繰り出すことに成功。ピッピは倒れて良かったがギリギリで生存。これでポリゴンZ展開のワンチャンスが繋がった!


●T7
ポリゴンZ「まもる」
ピッピはぐうぐう眠っている(2回目)
メガバンギラスいわなだれ」 ピッピは倒れた
モロバレル「キノコのほうし」→ポリゴンZ 守られて失敗
ユウキはガオガエンを繰り出した


ここはピッピを捨てて次ターン安全に「ねこだまし」+「テクスチャーZ」を狙うための立ち回り。しっかり倒されてくれて次ターンへ望みを繋ぐ。


●T8
ガオガエンの「ねこだまし」→モロバレル
ポリゴンZ「テクスチャーZ」
メガバンギラスいわなだれ」 ガオガエンは倒れた ポリゴンZの急所に当たったHP141→8
モロバレルは怯んで動けない
ユウキはゲンガーを繰り出した


勝負のターン。モロバレルには「ねこだまし」で止まっててもらい、〔いかく〕を3回入れたメガバンギラスの上から「テクスチャーZ」を展開。限りなく被ダメージを抑えてポリゴンZを立てることに成功した・・・と思いきやまさかの「いわなだれ」急所でポリゴンZがほぼ瀕死(砂ダメージ1回圏内)になり台無し。思わず「バカ〜!!!」と叫んでしまったwせっかく掴み掛けた勝ち筋を・・・こんな大事な場面で急所引くとは。無念。


T9
モロバレル「いかりのこな」
ポリゴンZ「れいとうビーム」→モロバレル モロバレルは倒れた
ゲンガーメガシンカヘドロばくだん」→メガバンギラス
メガバンギラス「ほのおのパンチ」 ポリゴンZは倒れた
なさにえるはガオガエンを繰り出した


ここまで削れてしまうと相手のバンギラスを引っ込められただけで砂ダメージでポリゴンZが倒れて負けなので正直どうしようもないが、一応相手のミスも期待して最後まで諦めずに戦う姿勢。


●T10
メガゲンガーヘドロばくだん」→メガバンギラス
メガバンギラス「ほのおのパンチ」→メガゲンガー メガゲンガーHP15/165
ガオガエン「はたきおとす」→メガゲンガー メガゲンガーは倒れた


ここでメガゲンガーにもダメ押しの「いわなだれ」急所が来て、もはや笑うしかないw
ラストはレヒレだったらしいので、ポリゴンZのHPが残せていれば十分に勝機はあったが残念ながら及ばず。


終戦も壮絶な試合で、序盤にモロバレルにすばやさで負けていた時は降参の2文字すら浮かぶレベルだったが最終的には惜しいところまでは持って行けた。結果としては勝敗を決したのが急所というのが何とも悲しいが、大事な局面で急所で泣かされるのって何だか自分らしいなぁ、と過去多くの苦い経験を思い返しながら思ったのである(



【結果発表】

▲予選終了時の戦績。トータル4勝3敗


予選抜け確定ラインである5-2には乗せられず、あとはオポネント次第となるので祈るのみ。
しかしスイスドローのオポネント計算では、一般的に序盤負けるとオポネントが低くなりやすいため0-2スタートだったのもありほぼ絶望的。
一応株ポケ側がオポネントの計算方法を公開しておらず、独自の計算により順位を決めるとのことだったので基準が若干ブラックボックスなところに僅かな希望を託す・・・


さぁ、いよいよ結果発表の時が来た。QRコードでも見れたと思うが、こういうのは直接見たいので貼り出された紙を見に行く。なんだか受験の合格発表シーンみたいだw
上から見ていくと7-0が1名、6-1が4名、5-2が18名。ここまでで既に23名。4-3の中で、決勝トーナメント進出の残る9名に入れるか・・・?
ドキドキしながら32位まで見たが名前はなく、惜しくも36位で決勝トーナメント進出はならず。悔しい・・・!
しかしながら上位50名には入れたので、8月にアメリカで開催される世界大会WCS2018のDAY1出場権利は手に入れることが出来た。よっしゃあ!!


上位50名だけが対戦席に着席するよう指示され、残りの人は外に出された。
そこで世界大会の書類を受け取り、上位32名以外はその段階で解散。スタッフの方に出口でリストバンドを切ってもらい、対戦席を後にした。



【決勝トナメ】
選手としての役目は終わってしまったので、適当にスクリーンに映し出された対戦を観戦していた。
自分と予選で当たった方も何度か映っており、シリルさん、てるるんさん、コウヘイさん、なさにえるさんが決勝トナメに進出していた。戦った7名中4名がベスト32以上ってなかなか濃いマッチングだったなぁwそんな中でも4-3という成績を残せたのは悪くなかったのかなと思う。


また、対戦していて全然物販の方に行けていなかったので空き時間が出来てようやく物販コーナーに行ったものの、PJCS2018限定のグッズは全て売り切れとなっていた。グッズも結構欲しかったのだが残念。今度からは応援に来てくれた人に買い物を頼んでおくべきだと反省。


この日は準決勝までだったが、決勝にはげべぼとカ・エールさんが残った。どちらも頑張って欲しいな〜と応援する気持ちでこの日の観戦は終了。
2013年にげべぼが日本で優勝した時も現地で観戦していたのを思い出して、懐かしい気持ちだったw



【賞品引き換え】
今回のイベントを通して、プレイポイントというものが設定されており、渡されたカードにスタンプを押してもらう形でポイントを溜めてそのポイントに応じた賞品を交換してもらえるという仕組みになっていた。
PJCS2018本戦出場でポイントがもらえ、さらに予選スイスドローで勝ち越しでポイントがもらえたのでそこそこのポイントになった。
2日目のサブイベントに参加すれば更に上の賞品を目指せるようだったが、残念ながら決勝に残れなかったので2日目は不参加ということで現時点の手持ちポイントでもらえる上限の賞品(クリアファイル、ステッカー×2)を引き換えてもらった。



【帰宅】
全試合と表彰式が終わった時点で19時30を回っていたので、夕飯は食べずにそのまま帰宅。
22時頃に帰宅し、一日留守番してくれていたあやとナツキに祝賀会をしてもらった。久し振りに夫婦で居酒屋に入った(飲んだのは俺だけ)。
非常に長い一日だったが、帰宅後も興奮が続いており遅くまで当日の様子の話をして盛り上がっていた。とても楽しい日だった!



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以上でレポートを終わります。ここまでお読み頂きありがとうございました!
世界大会も頑張って行きたいと思います!